スマホが必需品の今、固定電話の時代にはない痛みが首にきています。便利になった分、やっかいな現代病というべき『ストレートネック』です。
私はストレートネックではありませんが、平成元年から漫画の原作を書き続けた姿勢が原因で首に負担がかかっていました。
後に、それに気づいたときには遅かったです。
ソファに座ってボード(板)の上に原稿用紙を敷き、前かがみになってペンで文字を書いていたのです。
パソコンに替えたのは約12年前で、つまり17年くらい毎日5時間は、その体勢で執筆。
(医者によると)それが仇となり、7つある(首の)頸椎の間隔が、バラバラ。(レントゲンを撮って初めて判明)
当然、肩こりの原因に。
それから10年くらいたって、さらに肩こりの痛みがひどくなって、日常生活に支障をきたすレベルに。再びレントゲンを撮ると、今度は頸椎の間隔は元通り? 均等だったのですが、頸椎の一番下の間隔がなくなって、くっ付いていたのです。
ガラケー(携帯)だと、そんなに画面を見ることもなかったのですが、スマホに替えてからやはり以前よりは斜め下に視線が向くようになります。
人間は4センチ、頭が前かがみになるだけで、首の周辺に20キロの負担がかかるそうです。
それで、写真のように頭を壁にもたれるだけで、すごく楽になります。
ちなみに原作者としては、(大手出版社の)漫画の新人賞での原作担当で佳作。短編掲載が5回あります。
が、短編はマイナー誌だし、新人賞もあくまで漫画の賞であって、原作賞ではないので評価は低いです。
5年くらい前から小説に切り替えたのは、書き手としてはシナリオ(原作)より文才が求められ、それが大きなやりがいと深い達成感につながります。原作は、それ自体は売り物にはなりませんが小説は違う。