今日は、「トンボ」についていろいろ話しましょう。トンボを漢字で書くと「蜻蛉」と書きます。
○トンボといえば○
トンボといえばトンボ取りですよね。トンボ取りでは、虫取り網でそっと近づいて網をそっと下してトンボを捕まえることができます。
実は、素手で捕まえることもできます。トンボと手の間を15㎝ぐらいにして、そこからはそっと近づいて捕まえます。ですが、捕まえる時に、注意点が1つあります。それは、捕まえる時に、びゅっと速く手を動かすのではなく、そのままゆっくりと動かしながら、たまに止めたりした方が確実に捕まえられます。なぜなら、トンボは、猫と同じく、スピードの速い物を見ると、すごく速いほど、ものすごく遅く見えます。逆に、遅い物だと、ものすごく早く見えるのです。
○トンボの造り○
●複眼と単眼●
トンボの目から観察してみましょう。昆虫の目は、主に「複眼」という目と「単眼」という目に別れています。複眼は、一つの目に見えるけれど、実は、ものすごく目に見えないくらいの小さな目が一万個もある塊なのです。
複眼を持つ昆虫を紹介しましょう。例えば、ハエ・トンボ・蜘蛛・チョウ・蜂・バッタ・コガネムシ・クワガタ・カブトムシ・カミキリムシ・アブ・カマキリ・カメムシ・セミなど色々います。
次に、単眼です。単眼だけの昆虫は、いません。ですが、昆虫は、単眼を3つと複眼を持つ昆虫と複眼だけを持つ昆虫に分かれています。複眼だけを持つ種は、カブトムシなどです。単眼と複眼を持つ種は、二つの複眼の間に単眼があります。まさにそれがトンボというわけです。この複眼にある小さな六角形の目を「個眼」と言います。
トンボは、この小さな個眼である物を見ます。そして、大きな複眼で目をくりくりと動かします。だから、トンボの視野は、正面で見ると、120度、目をくりくり回転させると270度にもなります。このトンボの視野は、人間の視野よりも広い範囲が見えるのです。大部分は、全部お見通しというわけですね。
次は、トンボの翅(羽)に注目してみましょう。
●トンボの羽根●
トンボは、羽根の付け根にある筋肉で翅を前後を別々に動かして、自由自在に飛び回るのです。そして、他の昆虫を捕まえたりします。
○トンボの狩り○
ところで、皆さんは、トンボの速さは、どれくらいだと思いますか。実は、時速100㎞まで速さを出すことができます。そんなスピードを出すことができるのなら、車よりも、速いスピードが出せるのですね。
●トンボの狩りの成功率●
トンボの狩りの成功率は、どのくらいなのでしょうか。トラは、7.5%、ホッキョクグマは、10%、ハヤブサは、47%、ライオンは、18%ですが、トンボは、なんと95%なのです!だから、トンボは、世界で一番狩りの成功率が高い、ということです。
●トンボの狩りの秘密●
なぜ、トンボは、こんなに、狩りの成功率が高いのでしょうか。
1つ目は、捕まえるために必要な肢にとげがあるからです。捕まえる用の肢に、とげがついていないと、獲物を捕まえても、獲物が逃げてしまいます。逆に、とげが生えていると、獲物を捕まえやすくなります。
2つ目は、肢で、獲物を抱え込むからです。もし、獲物がツルツルの光沢のある身体を持っていたら、普通に肢で獲物をつかんでいると、スルッと滑り落ちてしまう可能性があります。しかし、肢にとげが生えていると、相手をがっしりと掴んで、ゆっくりと獲物を食べることができます。
3つ目は、大きな目を持っているからです。この大きな目を持っていることで、敵や獲物をすぐに見つけることができます。ですが、後ろから見ると、個眼がありません。だから、さすがのトンボでも、死角があるわけですね。だから、後ろからそっと近づいても、気づかれないのですね。
このようにして、トンボは、狩りの成功率を上げているのですね。
○最後に○
皆さんも、ぜひ、トンボの弱点であることを忘れずに、トンボを捕まえてみてください。
※小4が記事を書いています。記事の正確性などは一切保証できませんので、ご了承ください。




