広報について | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

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この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

ちょっと、情報の伝達ということについてぼんやり考えてみます

なんでもいいんですけど、何かの情報をみんなに広めたいとしますね

そういうときに、なにを考えなきゃいけないのかということを整理してみようかなと思います


具体的にイメージしづらいので、なんでもいいんですけど、ま、ここでは鍋会を企画することにしましょう

企画名を「2013215なべパーティ」にしましょう


情報を伝えるためには、ただ何も考えずになんとなく伝えるのではなくて、「何を」「どのように」「誰に」伝えるのかを考える必要があります

内容・方法・ターゲットを定めましょう


そのためには広報の目的が必要です

広報の目的を考える、ゴール設定ですね

どういう状態がゴール地点なのかがわからないとどれだけ頑張らなくちゃいけないのかとか、なんにも定まってきません

ゴールを決めずに走り始めるバカさっていうのは、すがすがしくはありますけど、忙しい生活の中でやられるとうんざりするものであるとおもいます


鍋会がどういうものであるかということ(鍋会の目的)をみなければ、広報の目的もきまりません


いつどこで、誰が何を、なぜ、どのようにやるのか

「私たち」が、鍋会をやる

なんのために

鍋会がどういうものであるのか


・鍋をたべることそれじたいが目的

→鍋会を開催できさえすれば、誰がこようとどうでもよい

・鍋を食べると共に、集まることが目的

→どういう人に来て欲しいのか考える必要がある


ここでは人を選びましょう

コミュニケーションの手段としての鍋会であるということです

来て欲しい人に情報がとどくのでなければ広報のいみがないわけです


ということは、まず、ターゲットを考えるところから始まるのか

なるほど


来て欲しい人に読んでもらいたい

(これとはちがって、どういう層をターゲットにするかということからイベントの中身を選択するという順序でも可能です)


鍋会に来る可能性のある人を考える

01鍋がきらいな人

→鍋を好きになってもらうのはむつかしい

02鍋は好きだけど「2013215なべパーティ」を知らない人

→広報が不十分

03鍋好きかつ「2013215なべパーティ」を知っているけれども来たくない人

→押しが弱い(広報はとどいているけど、つかめてない)

→鍋会の中身がだめ(主催者がだめ、デザイン(やり方)がだめ、目的がだめ、日時場所がだめ)


広報の水準で変えられるのは02と、03のうちつかみの強さかな


・どういう情報が必要か

・誰に届けるか

・どういう方法にするか(メディアなど)


誰(まずは、実際に来る人)にとどけるかによって方法が決まる

大学生なら、大学内の掲示板をみるけれども、サラリーマンにはとどかない

年配の人に来て欲しいのに、ネットでしか広報していない

誰に届けたいのかによって、方法の妥当性を確認できる


*


ほんで、イノベーター理論ってのがあるね

市場の16パーセントにまで認知がおよぶと、一気に普及するってやつ

なんで、初期採用者(イベントに参加することを決めた人)が影響するかといえば、

このばあいには、「おさそいあわせのうえで」ってところをみたすからかな…?