キんガシんネん | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

はい、どうもー

新年明けましておめでとうございますー

ひょろというハンドルネームでやらさしてもらってますこんにちはー

ひょろくんとかまあお好きによんでくださいね

ね、はい

あのー

まずね

年頭の挨拶といいますか、ホウフみたいなのをひとつしゃべらしてもらいたいと


いきなりなんですけれども

昨年の暮れからねここのところ

文体というかしゃべりくちということをね

しばらくずっとかんがえてまして

こうなんといいますか

ある種のお笑いというかたち

きばるんでなくて肩透かしなことばというか

これマジじゃありませんよ、という言い訳をね

はじめにひとしきりならべてしまわないとなんにもはなせないんだと

そういうことをおもっております


言語の困難、困難の言語、とぼんやり考えてるんですけれども

語ること、他者の前に考えをおくこと、ただしさというものを自分本位からきりはなすということ

それがとてもむつかしくなる

どうも定期的にそんな波がやってくる

そうすると、困難なときの、じぶんで誘い笑いをしながらでしかしゃべれないようなそういうしゃべりくちでしか

しゃべくりができなくなってしまう

そういうところがあるんだと


マジというかイキリということが話に出ましたけれども

昨年はですね

あのー

自分としてはとてもイキっていたなあとおもうんですね

やっぱりマクロなほうに話をおおきくおおきくしていて

どうもね、こう、こらえ症がなくてですね

質より量というか手数を多くしてね

下手な鉄砲も数うちゃと、思っていた次第ですけれども


今年はですね、ひとつ、「質」ということをしっかり考えてみたいと思います

世に通用するようなものをしっかり作り上げていくということ

それをやりたい


昨年は本当にばんばんとね

もうわーわーやってたんですね


それをこうくっくっとね

くっくっとしっかりおいていくというか


なんかそんな感じで、ハイ


本年もよろしくお願いします