本を読もう | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

中沢新一の『純粋な自然の贈与』を読んだ。


フェミ研、宙矢ゼミで、森岡正博の『感じない男』を読んだ。

「真剣な猥談」はつらぽよであった。

男性性は、それを語ることにとどまらず、それを知ること、見ようとすることが禁じられている。

抑圧が働いている。


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高山文彦『麻原彰晃の誕生』

小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』

読んだ。


吉本隆明がどこかに、戦後日本における直接行動の最高到達点はオウム真理教であるというようなことを書いていて、衝撃を受けた。

宗教ということを考えないわけにいかない。

オウム真理教は、間接的に、今日の運動の不在、政治的なるものに対する人々の不信の原因である。

彼らの可能性と、限界とを引き受けたい。

連合赤軍と、イスラムも考えたい。

並べてもしかたないんだけど。


レポートのお作法を知らない。

礼節ってのは、大事だね。


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後期は、児文研では『千と千尋の神隠し』をやりたいなあと思った。

政経会では資本主義を考えたい。

プロ倫を読もう。

贈与論も読もう。


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読んでいる本

すが秀実(他)『ネオリベ化する公共圏』

すが秀実、柄谷行人(他)『LEFT ALONE―持続するニューレフトの「68年革命」』

中丸明『海の世界史』

井上順孝『神道入門』

新宮一成『ラカンの精神分析』

今村仁司『マルクス入門』

新宮ラカンと今村マルクスは以前読んだのだけど、もう一度読みたい。


『歴史を考えるヒント』

『社会を変えるには』

『占領下日本』

読みたい。