ヒッチ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

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この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

はい、それではですね、プレゼンのほう始めさせていただきたいと思います。

教育学部国語国文学科2年の塩屋貴之です

よろしくお願いします。


プロローグ

今年の二月*日の深夜*時、冷え切った夜の空気の底でぼくは静かな熱狂と陶酔の気分を抱きながら**SAの出口付近に立っていました

云々。



今回のプレゼンのテーマは、ヒッチしようぜ、というものです。

ヒッチというのはヒッチハイクのことですけれども、なんでヒッチハイクしようと誘うのか、これからそれをご説明いたします。


今回のプレゼンのキーワードはみっつです


「ヒッチハイク」

「公共圏」

「高等教育」


最初のは簡単ですが、イメージが浮びにくいかもしれません

ふたつめは字面がむつかしい。

あまり聞いたことがない言葉かも知れません


みっつめは言葉は簡単ですが、案外よくわからない言葉でしょうか


まず、ヒッチハイクから


ヒッチハイクとはなんであるか

体験


公共圏

公共圏という言葉は社会理論家のユルゲン・ハーバーマスという人が著作『公共性の構造転換』の中で整えた概念ですが、まあ細かいことはよろしい。


意味は、非常に大雑把に言えば、「人々が共通のものごとをじっくり話し合う場」のことです

ヒッチハイクによって乗せてもらった車内において、この「公共圏」が成立しているのではないか、と考えたのでこの言葉を紹介しました。

その特徴は

公開性と接近可能性


日常生活における地位やらなんやらのしがらみを括弧に入れて、自由に、また対等に話し合うことができる

ひとりの一人前の人間として扱ってくれる


さて「公共圏」は一度脇においておくことにして、最後に「高等教育」です。

これをご説明することで、なぜヒッチハイクであるのかご理解いただけると思います


初等中等、高等、社会

社会的な自立を支援することを期待される


(信頼と独立、これらは相互補完的な性質であってどちらか一方が損なわれると双方がだめになってしまう)


学力にもいろいろある

知識の習得と活用

みなさんの今までの学校観、学習観

加えて、

「探求」、新しいものを生み出そうとすること

大学は知の集積地であると共に知を創出する場である


新しいものを生み出すためには、新しい認識が必要

新しい認識を得るためには、新しい経験が必要


新しい環境、新しい出来事、新しい対話