208209 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

おはよーっす。

台風だねえ。


定期的に記事の単価切り下げみたいなことが

必要な気がするんだよね。


それじゃばいばーい!



…ぐらいの勢いのさ。


逃避戦略と書いたけど…書いてないかな、

それってたぶんみんな吹き込まれたことを鵜呑みに

しているだけなのであって、

武道で言われるところの「居着き」を怖れているのだ。


居着きっていうのは、「えっなになに?どういうこと、つまり?」

ってなって、相手の出方を待ってしまう状態のことだ。


相手の出方を待ってしまうようであると、あちらが行動する、

それからどうするか決定して今度はこちらが行動する、と、

後手後手に回ることになる。


ターン制バトルに慣れている人はすごくよくわかると

思うんだけど、先手必勝って部分はある。

生死はしばしば一撃で決するのであって、相手が固着すれば

活殺自在なのだ。


…待てよ、それと記事単価との間にどんな相関があるんだろう。


うーむ。


…うーむ。


居着きというのは「あなたは何を言いたいのか」って思ってしまうことだ。

あなたは何を言いたいのか、と思ってしまうのは、知らないことが目の前で展開しているときだろう。

特に、それが認めがたいことであるような場面だ。

反対に「まあ、おかしなことが起きてるけど、そういうこともあるかもね」と思っている人は「なんだこれは」とは言わないだろう。

そしてぼくが認め難いのは、「あーはいはい。もう結構です。つまりきみが言いたいのはかくかくしかじかってことなんでしょ」という言葉だ。

この言葉はぼくが採用している愛の定義と比較して欲しいんだけど、


愛とは、この人は一体どんな人なのかしら、何をして欲しがっているの

かしら、もっと知りたいわ、ということに他なりません。

「人間の欲望は他者の欲望である」

http://ameblo.jp/hyorokun/entry-10630205712.html


「もう黙っていただいて結構です」と「もっと話して」とは

見事に対称になっている。


それで、人はどういうときに「もう黙って結構」といいたくなるか、と

言えば、展開が単調的に変化しているときだ。

モノトナス!

これがキーだ。


つまり筆力を上げようと日々是精進と思っていても(思っているのだ)、

一方でそれをぶっこわす向きがないと、「拒絶の言葉」を向けられて居着いてしまうのである。


基本的には社会的信用の一切をなくすようなひどいことを言えばよい。

いや、違うけど、それでもいいとおもう。

両耳にくちなしの花を挿して両手の間に水かきをつけていてもいい。


うーん。どうしたものかね。


ん、待てよ。ぼくには何が本当にひどいことなのかわからないぞ。

踏んだり蹴ったり泣きっ面に蜂な、ひどい目に合ったときに、おっさんが寄ってきて「きみはまだほんとうの地獄を知らないな」って言われるようなものだ。


本当の地獄!!なんだそりゃ。


何を書けばいいんだろう。


物理的なことなら、ひどいことってなんとなくわかる。

いわゆる重犯罪をかたっぱしからやればいい。

が、筆一本で人間(他者)を根源的に損なうというのは、やってみたらわかるけどそう簡単なことではない。

邪悪さにも強度と洗練があるのだ。


うーんむつかしいな、あずにゃんぺろぺろ。


と、思ったら論がちょっとずれてきてるな。

何も他者を損なうことなくても、居着きを逃れたい。

居着きはぼくの場合「もう結構」といわれたくないのでありこの言葉は

モノトナスの結果だ。モノトナスは物理的な位相ではなく(ここがミソ)、

人間の心的位相に置かれる。

相手の存在全体を損なうのではなく(ちょー重荷だし)、

相手の期待をぶちこわせばいいのだ。まじイマジンブレイカー。

まずはてめぇのその腐った幻想をぶち壊してやるぜ、

えいや、どうじゃ、たまげたろう。


それはいいんだけど、みなさんがそもそもぼくに何を

期待しているのかよくわからないことに気がついた。


ぼくはどういう奴だと思われてるんだろう。


ん、なんか古典的なテーマに突き当たった。


うーむ。