うーむ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

一体誰に向ってブログを書いているのか、

ちょっと不安になるな。


*


萩尾望都さんの短編集、

小学館文庫の「半神」を読んだ。


その中でNASAっぽい実験の話が出てくる。


窓も扉もない真っ白な部屋がある。


ただその中で生活するだけなんだけど、

なにも刺激がないから時間間隔が狂ってくるんだね。


独り言が止らなくなってくる。


時々アナウンスがあって、

世界は本当は核戦争で滅んじゃって、

あなたが最後の人類なのだ、とかさ。

でも本人は閉じこもっているのだから確かめようがない。


まあ一応フェイクなんだけど、でもさ。



ようやっと外に出る。

出るけれどぜんぜん世界にリアリティを感じない…。


*


まあ、そんな話なんだけど、

(肝心な要素をうっかり言いそびれたからちょっと

陳腐な話に見えるがね)

これはどっかで聞いたことあるような感じです。


ふーむ。

季節の変わり目だからな。


って年中言ってるけど。


あーあ。


…。


うむ、『説明』はなにもないのじゃ、ってか。