一週目 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

0「うち」

 ピピピピピピピ…

 けたたましく鳴る目覚ましの音で飛び起きる。

「って、まだこんな時間じゃないか。」

 時計の長針は5時を指していた。夏の太陽は既に空にあり、窓の外は明るかったものの、小鳥のさえずりを遮るものが何もないように街はまだ静かだった。ってか文才ねえ。


ここに自己紹介。


…さて、どうしよう。


1:家でごろごろ

2:スーパーに行く

3:神社に行く


よし、スーパーに行こう。


□1「スーパー」

もう開いてるよ。

へえ、人がたくさん並んでる。

朝市やってるんだって。


とりあえず特売のきゅうりを買う。

5本で百円だと!!

安い!


きゅうり(5本)を手に入れた、みたいな。


どうするか。

1:このままスーパーにいる

2:駅に行く

3:家に帰る

4:学校に行く


学校に行く



□2「学校」


ふにゃふにゃ


……


はっ!!

気づいたらもう9回、三日目の夜。



□9「?」


「ここはどこだろう。」

 僕は目をこすりながら起き上がった。みたいな。

「ん、なんだこのスイッチは。」

 目の前に通りすがりのスイッチが転がっている。

 僕は我慢ができなくて人差し指でスイッチを強く押し込んだ。

「ポチッとな。」

 ちゅどーん。


ざんねん、世界は滅びました。


どうでしたか。宇宙の神秘ですね。

こういう想像力をセカイ系と呼ぶのです。


めんどくなった。


ぼくが考えたのはいくつかのエピソードのイベントをばらばらに

マップに配置して、それを頑張って追っていくって感じ。


例えば「決戦、秘密結社編」「がんばれ!物理部編」

「魔法使いの弟子編」「君がスターだ編」。


あるエピソードを追っているときは、別のエピソードのイベントに

遭遇しても何がなにやらわからない、っていうのが面白そう

じゃない?

「その項の意味は文脈によって決定される。」


9回×9マスでも冗長だということがわかった。

マス移動制限はやめることにしましょう。


適当でよければコマンドを9回書いてくれたら話を書きます。


3→2→4→6→6→3→8→4→9みたいな感じで。

9の9乗だから夢がひろがります。