ブラジル×オランダ戦の興奮が冷めやらない。
Twitterは負荷がかかりすぎてダウンしてしまったし、
(ぼくはそれはスナイデルのせいだと睨んでいる)
困った。寝れない。
ああ、どうしよう。
内田先生に教わった(というかぼくが勝手に真似した)、
「気をつけよう、暗い言葉と甘い道」という言葉は
もちろんあの有名な
「気をつけよう、甘い言葉と暗い道」という標語をもじったものだ。
いやあ、うまいね。
しかし、ちなさんに指摘していただいたように、ぼくは今度は
ほんとうに「短見」であった。
こんなに見事にひっくり返るとは、なかなか清々しい。
(どんがらがっしゃーん!)
なんにも思いつかないよ。
村上陽一郎さんの「人間にとって科学とは何か」が読みたい。
大森荘蔵さんの「知の構築とその呪縛」が読みたい。
ぼくは「科学」ってひとつの態度だとおもう。
「科学は結果ではない」
科学とは、自説にとって最も都合の悪い話に耳を傾けること、
じゃないかと思う。
でも、そこまではちょっとしんどい。
だからせめて、「都合の悪いことをうっかり見落としてしまいがち」
な自分の性格を認めて、なるたけその点を気をつけることが
科学ではないか。
よくわからんが、知はもっていてもたぶんしかたがない。
問題は、それをどうやって手放すかに、あるんじゃないだろうか。
まだ道は遠い。