ぼくなりにコストコを考える。 | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

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この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

そいで今日コストコ行ってみたわけです。



うーん、どうかなー。



①入場がめんどい


年間入場パス4200円。たぶん。

これは期間が満了する前に返すことができる。

そうすると全額キャッシュバック。


あるいは一日体験パス。

これを使うと商品購入時は表示価格に5パーセントかかるけど、

フリーではある。


4200円諦めるか、もう一度コストコに足を運ぶか、

5パーセント余分に払うか。


どう転んでもコストコとしてはおいしい。



②日本のコストコは「そこそこ安い」

ざっと見たけど、そこそこです。

安いスーパーやドラッグストアと比べると(どうしても比べちゃうよね)、

唸るほど安い、ということはない。


日本のコストコは数えるほどしかないわけです。

だから、一軒のコストコの売り場を見ているとめちゃくちゃ大量入荷

しているように見えるけど、全体的には実は少ない。


だからあんまり安くできない。たぶん。



そいで、最大の問題は、値段がそこそこで、すごい納得価格である

という点なんです。

これ、普通に考えたらいいですよね?

でも、人間の(コミュニケーションの)欲望の性質を考えたらダメです。


リーズナブル、リーズン・エイボウ。

納得価格。


「なぜその値がついたのか?」がわかったら、物は売れません。


人間はなんで交換をするのかといったら、「価値のあるものを手に入れる

ため」では断じてありません。

もち、交換が愉しいからですよ。


で、どういうものを交換するのが愉しいのか?


クリスマスにプレゼント交換ってしますよね。

じゃあ、どうしてプレゼントはラッピングされてるんですか?

紙の無駄じゃんか。


それは、「それが何であるかわからないもの」の方が、交換欲を亢進

するからです。


「なんでそんな値がつくのかわからないもの」の方が売れるのだ。


ロレックスの時計しかり、ユニクロのフリースしかり。

なんでそんな高いん?なんでそんな安いん?


わかんねー、とりあえず買ってみよう。


③店員が少ないからあんまりサービスは期待できない、

トイレが一回にちょっとしかない。


たぶんファシリティにお金かけない主義なんですね。

アメリカナイズドされおって!

って欧米か!(出身が)


もういいよ。それはしょうがない。


④日本製の日用品は他の店で買ったほうが正直安いので

狙いはやっぱり輸入品の楽しいもの。


え、なんじゃこれっていうパスタソースとか、アホでかいピザとか、

パーティの買出しにはもってこいかもです。

パーティ行かなあかんねーん



結論:話題づくりにはいいけど、それ自体としてはぼくにはあんまり

魅力的ではない。