毎年恒例となっている幼馴染たちとの旅行ですが、今年は長崎県を訪問することになりました。

長崎観光のメインは、やはり「軍艦島」ですよね。

過去、何度かチャレンジしてますが、台風の時期は非常に上陸することが厳しいです。

実際に台風が来てる時はもちろん、通過後や平時でも島の建物の損壊状況や、波の高さが基準より超えていると上陸許可が出なかったりで、幾度も残念な思いをしたものです。

結局は当日の状況次第ってところなので、旅行のスケジュールを組む時には分かりません。

そして今回、2月の旅行時は比較的、上陸の可能性が高い季節だということで、改めてチャレンジしてみることにしました。


旅行当日、早朝からバスに乗って伊丹空港へ。

 



搭乗する便に若干の遅れがあるようで、長崎到着後の昼食はスケジュールの都合で諦めざるを得ない状況の様なので空港内でお腹の補充です。

 

 



この日のフライトはプロペラ機。

 




離陸後は順調に長崎空港に着陸し、そこからはバスで長崎の中心部まで移動しました。

本来ならここで昼食でしたが、時間の都合で次の予定に繰り上げです。

「軍艦島コンシェルジュ」

 




軍艦島上陸ツアーは何社か企画をされてるようですが、今回はこちらのツアーに申し込んでおりました。

この日も天候はあまり良くなく、いつ雨が降り出してもおかしくない状況。

波が高くなると上陸禁止となるので、非常に気になるところでしたが、スタッフの方にお伺いすると、恐らく大丈夫だと返事を頂き、チケットの発券を済ませました。

出航の時間となり、いよいよ出発です。




夢にまで見たとは言いませんが、幾度か残念な思いをしてるので、ようやく見学出来ると言った感じでしょうか。

約30分ほど船に揺られると、初めて実物を見る軍艦島に到着です。




他社のツアーもあるので上陸出来るグループに制限があると思われ、最初は島の周りを半周くらい、外側から見学です。

 




ほどなく上陸となり、幾つかの見学ポイントでスタッフさんの説明を聞きながら、当時の情景を想像しつつ見学させて頂きました。




やはり異様な雰囲気を醸し出してますが、炭鉱が稼働していた頃には沢山の人々がここで生活していたんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




島の西側に所狭しと立ち並ぶ建物は、ほとんど住居ですが、壁のように建てられてる理由は、防波堤の役割も兼ねてるらしいです。

台風の季節は、建物の高さを超える大波も来るそうで、故に劣化の早さも凄まじいとのこと。

スタッフの人が言ってましたが、見るたびに形が変わると言って過言ではないらしいです。

進入出来る範囲も年々狭くなっているらしく、現状の状態がいつまで保てるか分からず、近い将来、一般者の見学は出来なくなるかもしれないとのことでした。

最後の見学ポイントでガイドを聞いてる時、雨がポツポツと降ってきました。
絶妙なタイミングですね。
本降りにならない内に船に戻って撤収です。



とにかく、一度見たかった軍艦島なので、上陸も出来て本当に良かったです。