令和5年11月、毎年恒例となる友人たちとのグルメ旅行で、今年は佐賀県を訪問しました。
佐賀県と言えば私的に脳裏に浮かぶのが「呼子のイカ」と「伊万里牛」
今回は、この2食材を食べようと旅程を組みました。
大阪から空路で福岡へ、そこから電車で唐津に移動し、唐津城を見学。
そして、いよいよお昼ご飯の時間です。
唐津からレンタカーで約30分、呼子の町に到着です。
呼子ではイカを提供してくれるお店がたくさんありますが、色々調べてみるものの、予約できるお店はあまりありません。
初訪問なので、混み具合がどの程度なのか分からず、待ち時間などあればスケジュールが成り立たなくなりますので、予約で時間の確約は必須です。
と言っても、予約出来るお店も見つからず、これは飛び込みでいくしかないかと半ば諦めてました。
そんな時、偶然にも某VODで、2時間ドラマの旧作「浅見光彦シリーズ:佐用姫伝説殺人事件」を見ていたところ、どうやら唐津と呼子が舞台になってるようで、食い入るように見てました。
すると、店内にイカの生簀があるお店が、たびたび登場するので、どうせならこのお店にしようと決めたのです。
しかし、ドラマには当然ながら店名などは出てきません。(後日見返すと一瞬だけ映ってました)
ならばと、お店の周りの風景など、画面からヒントを抽出して、ストリートマップとにらめっこ。
苦労しましたが、ようやくお店を特定できました。
『お魚処 玄海』さん
お店が判明したので、情報をみてみると、なんと「イカ活き造り発祥の店」とのこと。
しかも予約も可能です。
もう、このお店しか選択肢はありません。
そんな訳で、無事に予約を済ませて時間通りの訪問となりました。
お店に到着すると「満席」の看板が・・・
やはり予約していて正解でした。
ドラマは20年近くも古かったので、少し雰囲気が違いましたが、ドラマにも出てきた大きな生簀もありました。
スタッフに予約済と告げると個室に案内してくれました。
早速ビールでお疲れさまの乾杯
そしてお待ちかねの「イカ活き造り」
コリコリしてねっとり、格別のイカでした。
こちらはセットのお膳
お酒を飲まない後輩君は、その分色々注文します。
「いかのグラタン」
「いかシュウマイ」
もう一品、是非食べたかった「吟サバ刺身」
大阪に限らず、サバを刺身で食べられるところは珍しいので、食べられて良かったです。
イカの刺身も、追加でもう少し頂きました。
刺身を食べた後は、いかの足を「てんぷら」か「塩焼き」にして貰えます。
そこはせっかくなので両方お願いしました。
「げそのてんぷら」
これが堪らなく美味しい!
刺身も旨かったけど、コリコリした食感から一転、柔らかく揚がったてんぷらは最高です。
終盤に来て溜まらず日本酒
こちらは「げその塩焼き」
てんぷらが衝撃の美味しさだったので、塩焼きは霞んでしまいました。
両方てんぷらにしとけば良かったです。
とにかく、最高峰と言われるイカを堪能出来て満足出来ました。
ご馳走様でした!