先月スーパーで見かけて衝動買いした「セコガニ」が堪らなく美味しかったので、前回も書きましたが、ネットで調べると北海道で大量に網にかかった持て余してるとのこと。

そんな訳で通販で手に入りそうだったので、購入してみました。

購入したのは5杯の活けセコガニ。

 



かろうじて生きてましたが、長旅でお疲れのようですね。

まずはタワシでゴシゴシ洗います。




そして定石通り、全部茹でました。




茹で汁は後々、全ての料理に利用するので、濾してペットボトルに入れて冷蔵保存。

初日は5杯の内1杯だけ使って、残り4杯も冷蔵庫に。

先月のセコガニは外子が全く無かったですが、今度のカニは外子ビッシリです。




その代わりなのか、内子は控えめに感じました。




内子は美味しいですが、外子はプチプチ食感だけなので、ちょっと残念。


とりあえず、1杯目はリゾットにしようと思い、身を解し、殻は茹で汁を使って再び煮出しました。




少し濃厚になったセコガニの茹で汁。




この茹で汁を出汁としてリゾットを炊き上げます。

オリーブオイルで生米を白くなるまで炒めてオイルを吸収させます。

 




そこに出汁を投入




そこから約20分程度、出汁を足しつつ、程よい硬さになるまで炊いていきます。




炊き上がったら、解した身などと一緒に皿に持ったら「セコガニのリゾット」の完成。





次の日は和風で行くことにしました。

「セコガニの炊き込みご飯」

冷蔵庫から1杯取り出し、茹で汁を醤油などで調味し、火にかけます。




後は火の調整だけで炊き上がり。




身を解して混ぜ合わせたら完成です。

 





お次はセコガニのパスタ

身を解して、殻をオーブンに。




低温でカラッカラになるまでローストします。

焼き終えた殻を細かく砕いて、豆乳で煮出します。

 




カニ風味になった豆乳を濾して




トマトを加えて煮込んでいきます。




トマトがグズグズになって、トマトから出た水分が無くなった頃合で、今度は裏ごし。




ニンニクとオリーブオイルに合わせます。

 

 




茹で上がったパスタ、細かいカニ身も加えて和えます。

 




皿に盛り付けて完成。





4日目は炒飯

カニの茹で汁でご飯を炊きました。

 



毎度のことですが炒飯は写真を撮ってる暇がありません。

 



とにかく完成!

 





最後の5杯目ですが、最後と言えば、やはり〆の雑炊ですね。

パスタの時と同じ、解した後の殻をオーブンに。




それを茹で汁で煮出して、カニ出汁を作ります。

 

 




4杯目の炒飯を作った時の茹で汁で炊いたご飯を、更にカニ出汁で煮ていきます。




たまごとカニ身を散らして、セコガニ雑炊の出来上がり。




どれも美味しく、セコガニが大好きになってしまいました。

突然変異でオスくらい大きなサイズになってくれる様に願います。