無性に牛タンを食べたくなったので、牛タンブロックを買おうとネット検索をしてみました。

すると某所で「仔牛のタン」なるものを発見。

仔牛の肉は総じて柔らかいので、タンも柔らかいんだろうなと思い、興味を沸き立てられましたが、産地がイタリアとなってます。

米産、豪産は日本でもメジャーですが、イタリアの牛ってどうなんやろ?

あまり耳にしませんし、スーパーでも目にしない気がしますが、過去にBSEの関係で輸入禁止になってたものの、普通に輸入国可能国として農林水産省で認可されてるようですし、それは米産、豪産でも同様です。

調べると、イタリア産のブランド牛(代表格キアニーナ牛)とかも存在するようです。

 

 

さすがイタリア、白くてなんとなく見た目がお洒落に感じますね。

 

これは流通が少ないだけと判断し、購入してみることにしました。


到着した仔牛のタン、カットする為に半解凍しました。



仔牛なので、当然ですが普段目にする牛タンブロックより小さいです。

これで約500g、一人で食べるなら2食分ってところでしょうか。


早速、部位ごとに切り分けます。



タン先・タン中・タン元
そしてタンさがり


とりあえず、タン中をカットして炭火焼で頂くことにします。



タン元に近い方は厚めに、タン先側は薄めにカットしました。
タレは「ねぎ塩ダレ」

 



肉質の方は、やや柔らかいかなと思いましたし、普通に美味しく、何ら遜色のないものでした。


タン元はシンプルに「タンステーキ」で頂くことにしました。



これは絶賛です。

 


めちゃくちゃ柔らかい。

これだけの為にリピート有りですね。


タン先はシチューにしようと思いましたが、100gもなく、牛スジを買ってきて足しました。




玉ねぎのすりおろしで一晩マリネ




一度、茹でこぼしで灰汁を取ります。




フライパンにバターを溶かし、肉をこんがりと焼きます。




そのまま、マリネした玉ねぎも水分飛ぶまで炒めます。




更に小玉ねぎとニンジンも




それらを圧力鍋に入れ、赤ワイン、デミグラスソース、トマトホール缶を汁ごと全部、コンソメ、ねぎの青い部分、ローリエも入れて加熱




30分ほど圧力調理は終了。




ねぎとローリエを取り除き、好みのとろみ加減になるまで煮込んで、最後は塩で整えて完成。




肉がトロトロのシチューの出来上がり。


最後はタンさがりですが、これも期待をこめてステーキに。



でも、想定したより少し硬かったです。
これはシチューに入れるべきだったな・・・

まぁでも、トータル的に美味しいタンでした。
また買おう。