今回はアニメのシーズン1、第9話で登場した「ゆきひら流 岩魚のお柿揚げ」です。

遠月学園に編入後、早速の宿泊研修の1日目、タクミ・アルディーニと料理勝負になった際、創真くんが作った一品です。
料理勝負のお題は、授業の課題でもある「合宿場の敷地内で自ら食材を調達しての日本料理の一品」と言うことで、他の生徒が川魚の塩焼きばかりを並べる中、思い付きで作った品です。

まずは卵を卵黄と卵白に分けて、卵白は衣のつなぎ用に、そして卵黄はサラダ油と割って「たまもと」にします。

 

 


木の芽を刻んで、たまもとに加えて爽やかなアクセントに。

 

 

 

 

塩と木の芽を加えて合わせ、ふわふわたまもとソースを作ります。

 

 

 


今回の主材は「岩魚」ですが、内臓処理してある冷凍ものを調達しました。



流水解凍した後、岩魚はぬめりが強いので塩で揉み洗いして、すべすべお肌にします。

丸のままでも大丈夫なのですが、今回は頭と尾は落として使いました。




小麦粉を軽くまぶして準備完了




そして、今回のキモはこれ。



柿の種です。

これを叩いて粉々にし、衣に使います。




卵白に通して、柿の種をまぶし170℃で揚げます。

油が少し落ち着いたら取り出して中まで余熱を通します。


その間に山菜を素揚げします。




あまり熱を通し過ぎないよう、15秒から30秒程度で揚げたらOKです。

油温を180℃に上げて、岩魚の表面を2度揚げでカリっと揚げます。


盛り付けて、たまもとを添えたら完成。

 




外はカリっと香ばしく、中はほくほく、おいしく出来ました。