一日目の夜は結構強い雨が降って、少しテントの中が露で濡れたよ。
アウトドアは最高。
自分がこうして外でサバイバル的に過ごすのが平気な人間で、むしろ好きな人間で良かった。
両親にありがとうと言いたい。
自分の子供も絶対たくましく育てるし!
山に放り出して育てよう。w
さてさて。
ボランティアビレッジでの朝は6時からご飯食べて、各自自分のお弁当を詰めて、7時に作業に出発出来る支度をして朝のミーティング。
そこでその日の作業チームに振り分けられる。
すごく気持ち良く寝られたー。5時過ぎに起きてテントから外へ。
信じられない。
綺麗過ぎる虹。
一日目にこんな素敵なプレゼントがあるなんて。
写真に撮りきれないくらい、端から端まで見える虹。こんなのは久しぶり。
いつもなんか意味深い時に出てくれるよね。虹。
写真には撮れなかったけどダブルレインボーになって、一時間もしないうちに消えちゃった。
仲間にメールしたら、ネイティブインディアンの部族の言い伝えで「虹は幸運が訪れる前触れで、その人が見た虹が大きければ大きい程大きな幸運が訪れる」んだって。
めちゃおっきかったよっ!!
この地に早く幸運が訪れますように。
とても意味のある気がするこの土地。
集まるべくして集まった人たち。
意味深い5日間になる確信。
さて、生活班が毎日作ってくれる美味しいご飯を食べて、お弁当を詰めていざ出発。
一日目の私の作業チームは、リーダーサトシチーム!
車に乗り込んで、一緒のチームのみんなまずは自己紹介。
下北沢の「またたび」という店の店長であるサトシさん。
運転手は大学生?だっけな、ペラっとしてるからと名付けられたらしいペラさん。
一緒に昨日から来たという美容師チーム3人、大沼さん、小浜さん、マイちゃん。
そして私同様女ひとりで参加している、インド一人旅からすぐ宮城に来たKINKIN。
KINKINは大島紬(オオシマツムギ)を機織り機で作ってたんだって!
かっちょいい。
この団体に来てる人は旅人がすごく多いらしく、KINKINがインド一周を女一人で行ってたって聞いてえーーーーー!って、驚こうとした私と同じテンションの人は居なくて
「いいよねー、バラナシ良かったでしょー。」
みたいな。
びっくり。笑
色んな人が居て、出逢えて本当にそういうの嬉しい。刺激になって自分がどんどん新しくなれる。
そしてまず一軒目に向かったのはニーズ案件。
今オンザロードが活動しているのは主に宮城県石巻市渡波(わたのは)と、後は女川(おながわ)とかなんだけど、ニーズ案件っていうのは、現地の人たちが個々で頼んできてくれた案件のこと。(っぽい。特に説明受けてないけど汲み取った。)
向かったおうちは、津波以来ずっと千葉に避難していたおじいちゃんとその娘さんであるお母さんの家。
津波以来入るのは初めて。ふたりじゃ荷物とか全然動かせないからとオンザロードに要請。
任せてっっ!!
って思ったけど、じゃり石詰めた袋とか、畳とか、重いよね。。w
でももくもくとやる。
86歳のおじいちゃんが元気そうに話しかけてくる。
「今まで千葉に居たんだけどさ、わたしゃ86になるけど一度も病院にかかったことがなかったんだよー、それがさこの津波でさー、初めて病院で検査したんだ~」
めちゃすごい。元気なおじいちゃん!!
マスクもしないで、一緒に手伝ってくれてたけど大丈夫かな。
荷物を出す、って言っても、、元々は全部大切な家の物。
その都度聞いて、聞いて、最低限の物だけ外に出す。
あまりにも全部どんどん出したら、後から大事なものまで出してしまっている可能性もあるから。
そこれへんは気を付けてね、ってリーダーからの話もあった。
目の前の作業をしていると深く考えないで済むけど、自分の家がこんなになったら、、、正直想像出来てません。
だから体動かすしかありません。
明るい笑顔で見送ってくれたおじいちゃんとおかあさん。
こちらこそありがとう!!
次の現場へ。
フード&ファンシーショップ ぶんぶん
結構大きめの店。
地元のお父さんやお母さん達が何人か来て、片付けしてた。
ぶんぶん?
近くに居たお母さんに聞いてみる。
ーここは何のお店だったの?
ー文房具屋さん。
なるほど。
津波って。
どんななんだろう。
ここらへんの建物は、大体外枠はそのまま残っていて、中がぐっちゃぐちゃなのが多い。
ぶんぶんもそう。
建物の中のものをスープみたいにかき混ぜて、水分だけなくなってる感じ。
こりゃ大変だ。
でもどうせ来たなら今日の作業で終わらせたい。
とりあえず頑張ろう。
まずは大きな棚とか、大きめなものを瓦礫の中から引っ張り出して通りの向かいまで運んで行く。
永遠に見える。
でも絶対いつか終わる。
出す出す出す出す、運ぶ運ぶ運ぶ。
はあはあはあ。
終わりが見えない。
大きいものはどんどん運ぶ。小さいものはカゴにぎっしり詰めて、引きずって行って捨ててまたカゴ持って来てのループ。
さて、一度お昼。
本部になってる渡波支所に戻る。
お弁当を食べる。
移動中、みんな言葉に出さない疑問。
(これ、うちら7人チームだけで終わるの…?)
そしていくら飲んでもまだまだ飲み放題の提供されているレッドブルを飲んで、いざぶんぶんへ戻る。
午後からはリーダー変わって、しんごさん。
みんな超ガテン系。
どんだけ肘から下がパンプアップされてるんだっ?
午後も作業続く。重いけどきついけど、果てがまだ見えないけど力はみなぎってる。
この力はどこから来るんだろう?
自分ちの掃除だったらこんなパワー出ないよね。
言葉を交わさなくてもここに来てるみんなの気持ちはひとつ。
少しでも早く綺麗に、少しでも早く綺麗に。
それが空間にあふれてる。
はじめて会ったみんななのに完璧に仲間。
そこで!!なんとあと2チームがぶんぶんに要請された!!
そして3チーム、プラス地元の皆さんで作業。
早い!早い早い!!
しんごさんが叫ぶ。
「布!一人2~3枚、布をごみの中から持って来て。」
捨ててあるごみの中から、カーテンとか毛布とか集めてくる。
「女性はこの布の上にどんどんごみを乗せて、男性が運ぶ!」
おーーーーーー。なるほど。
めっちゃ作業効率上がった。
ずっとここでこういう作業続けてるからの知恵。
せっせせっせと乗せる女子女子女子。
うんこらうんこらと運ぶ男子男子男子。
あ、ごめん調子に乗って見てないでばんばん乗せた、、重過ぎない?
でもみんなで頑張る。
わーーーーーーー!!!床が見えたーーーーーー!!!
あと少しあと少し。
いや正直全然あと少しじゃなかった。
奥にも部屋があって、隣のスペースにも物がぎっしり出て来た。
綺麗な折り紙や駄菓子やスーファミのカセット。
これは全部大事な商品だった。きっと地元では大切な文房具屋さんだった。みんなが買うはずのおもちゃとか。。
考えたら、容赦なく運べなくなる。
今出来ることするね。考えや気持ちは後からで。
そして!!!最後には、めちゃ綺麗になったよ!!
泥もある程度出して、物が何もなくなった。
少しずつでもみんなで力を合わせれば絶対に終わる。
はあーーーーー。すごかったぜ初日のぶんぶん。。
でもずっとここで作業してるリーダーたちは、
「昔はこんなにばっかりだったりだよね、もうだいぶ片付いて来てるから久々だったけど、キツさで言ったら100のうちの50くらいだよね。」
まじですか。
全盛期は一人であれぐらい片付けてたよ、とにこやかに言うしんごさん。
メガテン。
す、すごい。
あまってる世の中のパワー、みんな今はここに集結したら一瞬だね。
一緒にがんばったお父さんお母さんが、ジュースくれて、記念に写真パチリ。
私は撮ってないけど。現場にカメラも持って来てないからね。
はあーーー。なんちゅうやりがいや。
まずは初日の思い出深いぶんぶん、完了!!
昼の部、終わり。
あれま、一日目むちゅうで作業してたし何も写真撮れてないや。
ーーーつづくーーー