先週末、当地は花火大会。
必然的に一年前の状況が蘇る。
息子はまだ普通高に在籍しており、夏休みの真っ最中、まさに崩れ始め。
花火会場まで友人A、Bと共に送り届け、見送った背中を鮮明に覚えている。
来年の今頃はどうなっているのだろうかと…。
まだ夏休み明けにはちゃんと学校に行ってくれると信じていた。
一年経った今、状況はけっして臨んだ形にはなっていない。
しかし慣れたのか、麻痺したのか、精神的には落ち着いている。
この形が良かったのか、悪かったのか、今は解らない。
きっと10年くらいしたら良くも悪くも笑って話せるのかもしれない。
上の娘も花火大会のために帰ってきた。
しかし彼氏ではない別の男と見に行くらしい。
大丈夫、共通の友達だからと笑う。
そして、翌日トンボ返りで帰っていった。
その日は居住地の花火大会に彼氏と行くらしい。
もう成人した娘、親がどうこう言う年でもない。
でも何をやっているんだか…心配になる。
下の娘はバイトが入って帰ってこれないとLINEでムクれていた。
最近、家族5人のグループをLINEに登録してある。
娘2人と息子はスタンプで会話するので解りにくいこともある。
しかし離れ離れの家族の新しい形の絆である。
この休みに市内の作業着専門店に息子と一緒に買い物にいった。
先日もらったバイト代で作業着を買い揃えるとのこと。
なんでも形から入る息子。今回も同様だ。
現場の先輩たちと似たような作業着が欲しい様子。
途中、郵送で届いたばかりのキャッシュカードでお金をおろす。
初めてカードを使う息子。使い方が解らないから教えてくれという。
コンビニのATMの前で簡単にレクチャー。なんだか嬉しそう。
戻ってきたカードを大事そうに財布へとしまった。
作業着店では私のイメージ通りのズボンなどを物色。
自分の稼いだ金での初めての買い物。
今までは自分の欲しいものを物色していたが、今回は値札を気にしている。
お金の大切さが解ってきたのだろう。
キャッシュカードにしろ、自立へと一歩一歩確実に進んでいる。
作業着店での会計時、メンバーズカードを作ってもらい、またまた嬉しそう。
職業を書く欄に何て書いたらいいか解らなかったから「内そう」と書いたと。
「そう」は間違ってると嫌だからひらがなで書いたと笑う。
「学生」でいいんじゃないのかと答える。
そうか、「学生」だったねとまた笑う。
今週は今日から木曜日までがバイト。
木曜の夜に帰ってきて、金曜には学校にいくつもりらしい。
今月もレポートは6枚と少なめ。大丈夫だろう。
自宅に戻り、得意気に作業着店のメンバーズカードを妻に見せる息子。
このまま何事もなく、夏が過ぎ去ってくれることを願ってやまない。