今回は飲食店さんによく使われているステンレス製の作業台にコーティングしました。

 

これが施工前の状態です。

日ごろは普通にダスターで拭いていて、酷い汚れが付いたときは中性洗剤できれいにしているそうです。

 

上の半分だけコーティング施工してみました。

違いが見て取れるよう、施工しない部分にマスキングをしました。

くっきりと違いが見えやすいですね。

 

コーティングの良さはこの状態を保てるという点です。

ステンレスの表面にはミクロの世界では凹凸が無数に存在します。

その凹凸にナノスケールのふっ素粒子を埋め込むことによって平滑化されます。

平滑化するために使用した物質がふっ素なので、汚れを寄せ付けません。

 

なぜ汚れを寄せ付けないのかと言うと、簡単に言えばふっ素は他のいかなる物質とも結合しないからです。

まったく汚れないのかと言うと、もちろんそうではありません。
たとえばここに醤油をこぼせば汚れるでしょう。
物理的に台の上に醤油が乗っているからです。

では何が違うのか!?
拭いたときにわかります。

すぐに拭いたのではわかりにくいですが、たとえばそれを1ヶ月放置したとします。

1ヶ月も放置すると醤油の水分は蒸発し、茶色い染みがこびりついたようになるでしょう。

コーティングしていないほうはステンレス表面のミクロの凹凸に醤油が入り込んで、がんこな汚れと化します。

しかしコーティングしたほうは、醤油の染みが出来ていることに変わりはないですが、ステンレス表面には届かず、敷き詰めたふっ素の上に染みとなっているだけなので、簡単に拭き取ることができます。

 

ステンレス表面に届かずふっ素の上に乗っているのはわかるけど、ではそのふっ素に染みこまないのでしょうか?

答えは、染みこまない です。

それが前述した「いかなる物質とも結合しない」という特性なのです。