こちらの木板。
元は小さな長方形の木箱(ワインの木箱の小さいような感じ)でした。
保存状態が良く、カビなどは見当たりませんでした。

箱全体に右側のように長年の汚れが蓄積していました。

 

マスキングし、左側だけ汚れを取り除きました。

肝心なのは、汚れの落とし方です。

木材がダメージを受けても良いのであれば、汚れを落とすのは容易です。

極端なことをいえば、表面から数ミリ削り取ってしまっても良い訳です。

しかしそれは洗浄ではありませんね。


木材にダメージを与えることなく、汚れだけを落とす必要がある場合、
少し特殊な作業が必要になります。

 

例えばこのような門柱ですね。

これは立て替えたのではありません。

もちろん汚れを鉋で削り取ったのでもありません。
 ※引き戸は新設しています。

木材をまったく傷めない方法で洗浄しました。

 

新築のときはこうだったんだろうな、という木材の状態が戻っていますね。


このあとにコーティングをすることで、この状態を保ち続けることができます。

もちろんほったらかしではいけませんが、特に定期的に特殊な洗浄をする必要はありません。

 

建っている場所にもよりますが、1年に一度だけメンテナンス(当社では充填と呼びますが)することでいつまでもこの状態を保てます。