当日は台風襲来の前日となり悪天候ながら、青年部はじめ県下より遺族会の方々、代議士の方々等、多くの方が参列して頂きました。この場をかりて御礼申し上げます、誠にありがとうございました。

 

神戸新聞 淡路版 平成30年10月2日記事


特に、今年より新たな青年部員の方々も参列して頂いており、遺族会青年部として大変心強く、ありがたく思っております。
 

 


400万以上の当時14歳から22歳までの男女学徒の方々が戦地等へ向かわれ、20万もの方々が命を散らし、その御霊をお祀りしている若人の広場。

 

本年は霧が立ち込める中での戦没学徒追悼式となりましたが、学徒の御霊をお祀りするその碑は、ふりしきる風雨の中でもどっしりとその偉容を誇られていました。

 

 

その雄々しき姿を胸に刻み、我々青年部員一同これからも英霊を顕彰し、次の世代に引き継いでいけるよう日々邁進していくことをお誓い申し上げます。

 

 


 

来る平成30年9月29日、南あわじ市立「若人の広場公園」において兵庫県遺族会青年部主催で『戦没学徒追悼式』を開催いたします。



戦没学徒の御英霊の方々の御霊をお祀りし、今年一年間の遺族会青年部の活動報告と、先の大戦での記憶を次の世代へと引き継いでいき、我々の世代が恒久平和を実現して行くことをお誓いしたく思っております。


 


学徒動員として当時の旧制高校や大学生を中心とした若く優秀な方々が、ペンを銃に替え戦地へと赴き、生命尽き果てるまでひたむきに戦った結果、20万人もの方々が散華されました。

 


 

この悲しい事実を、我々遺族会青年部が中心となり、平和な日本の今を生きる人々に伝えていかなくてはならないという使命感で、一昨年より『戦没学徒追悼式』を開催させて頂いています。
 


  

NHKの取材を受ける 兵庫県遺族会青年部 北浦部長

 


平成30年度 戦没学徒追悼式
開催日時
日時   平成30年9月29日(土)
場所   南あわじ市立 若人の広場公園
参加費  無料
 
行程
神戸駅発(バス移動)10:30(集合10:15)
若人の広場 着    12:10
式典
若人の広場公園 発  15:00
 
※駐車場の台数に限りがございます。
 

​​ご質問等につきましては、兵庫県遺族会事務局まで

一般財団法人兵庫県遺族会
TEL(078) 341-2952(代表)

本日は是非、Rabaul Kouta ラバウル小唄を皆さんにご覧頂きたくご紹介いたします。
 


出会いのきっかけは、筆者の曾祖父はパプアニューギニアにて戦没し、その影響かよくラバウル小唄を口ずさむ等、大戦時頃の歌謡曲を好んで聞くのですが、
いつものように『ラバウル小唄』とネットで検索していたところ、『Rabaul Kouta ラバウル小唄(2018年)』というタイトルでパプアニューギニアの可愛らしい女性がサムネイル(写真)の動画を見つけたのがきっかけでした。
 


動画を再生したところ、パプアニューギニアの美しい大自然の映像とともに、日本の方であろう男性がパプアニューギニアの方々と共に、現代風にアレンジされたラバウル小唄を共に歌われ演奏されている、大変素敵な動画となっていました。
 
動画をご覧頂いたほうが早いと思いますが、映像内には、ラバウル島に現在もある大戦時の野戦病院後、 打ち捨てられた戦車、慰霊碑などの戦争史跡を、パプアニューギニアの若い世代の方が訪れ手をあわして下さる、そんな映像作品になっています。
 
そして、作者である高野 悠己 (Yuki Takano)さんとパプアニューギニアの大御所ギタリストやバンドの方々が日本語と英語で交互に歌われ、共に演奏もされており、日本とパプアニューギニアの若者同士の絆を感じます。


70年以上経過した今でも、現地の方々によって本当に大切に保存され、現在も多くのパプアニューギニア方々が日本に対して思いを寄せて下さる事が映像を通してヒシヒシと伝わってくるので、目頭が熱くなるのを感じずにはいられませんでした。
 

 

 

 
この動画を制作された高野 悠己さんは、青年海外協力隊として2年以上パプアニューギニアにおいてマラリアを含む感染症対策のボランティア活動を精力的に行われているそうです。
映像からも高野さんとパプアニューギニアの方々とのアツい絆が見て取れ、高野さんの活動の貴重さを感じさせるものではないでしょうか。

 

高野 悠己さん(青年海外協力隊)FBのお写真より

 


パプアニューギニアの出演された方々に関しても、完全にボランティアで協力して頂いたそうで、高野さんの日々の活動と人徳あってこそ実現されたものだと思います。
制作期間は3週間ほどもかかったそうで、手持ちのハンドカメラで撮影され編集もなされたそうです。
 
 
『パプアニューギニアで活動する日本人として、平和について考えるようになり、また、この地に私達の先祖、日本人が何万人もいた事実に想いを馳せるようになりました。』
『このラバウル小唄は、現地パプアニューギニアの家族やミュージシャンと共に作り上げた、平和の願いを込めた唄であります。』
『戦争を知らない世代の私達に出来ることがある、と私も思います。さらに若い世代への平和意識に繋がっていけたら嬉しいです』
 
と、高野さんは仰られていました。
 

Rabaul Kouta ラバウル小唄(2018年)の動画内より

 


また更に、先日 NBC News PNGというパプア国営テレビにおいて、高野さんのラバウル小唄が紹介され、大きな話題となっているそうです。
1945年に作られた日本の歌謡曲であること、パプアのミュージシャンと共に再びアレンジして発表されたことなどが伝えられ、司会の方から『ヨウキ、Arigato』と仰られたそうです。
 
『アリガトウ』が通じる所で、親日の方々が本当に多いとの事で、日本より遥か遠く離れたパプアニューギニアにおいて、現在も活動されている高野さんだからこそ、直接肌で感じられ平和への意識へと想いが繋がられたのだと思います。

きっと曾祖父はじめ未だ日本へ帰らぬ多くの御英霊の方々も、高野さんの様な日本人の方が熱心に活動されていることを誇りに思ってることだと思います。
 


是非一度、ご覧頂ければと思います。よろしくお願い申し上げます。

 

 

高野 悠己さんFB https://www.facebook.com/yuki.takano.906?ref=br_rs

青年海外協力隊 https://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/

Musik Quest PNG & Abroad 現地の音楽グループ https://www.facebook.com/Musik-Quest-PNG-Abroad-1759689717633183/