清水です。

 

 

今月号の兵庫県広報誌

「県民だよりひょうご」、ご覧いただきましたでしょうか。

 

新聞購読をされているお宅へは、新聞折り込みで届いているはずです。

折り込み以外では、お近くの県民局、市役所、町役場等でもご覧いただけますし、Webからでもご覧いただけます↓

 

 

 

 

以前にもちらっとお伝えしておりましたが、今号では、

阪神タイガース近本光司さん(淡路市出身)と齋藤知事が対談しました。

 

 

対談が行われたのは、ちょうど11月のパレードの出発直前!

私は9時前に元町周辺を歩いていたのですが、パレードを目指して、すでに駅からたくさんの人が歩いておられました。

 

 

 

知事と近本選手のご対面。

 

 

上の写真にもちらっと映っておりますが、室内には、近本選手が登場されている兵庫県警のポスターや、卒業アルバムなども用意されていました。

 

 

 

 

あ。紙面には映りませんが、清水も進行役として現場にいましたよ。

 

 

 

まずは、シーズンの振り返りから。

 

近本「オリックス投手陣は、どの球種も切れ味が抜群でした。ストライク、ボールをじっくあり見極めていたら、あっという間に追い込まれるので、初球から振っていきました」

 

そして、これはこぼれ話ですが、怪我などで試合に出られない時のモチベーションの保ち方を知事が尋ねると

 

近本「潔く気持ちを切り替えて、時間を有効活用する」とのお答えが。

 

 

 

淡路市内の中学校を卒業され、加東市の社高校へ進学された近本選手。

私立の野球強豪校が多いなか、なぜ県立の社高校を選ばれたのか…。

 

近本「そもそも、『淡路市内の高校に進むんだろう』と親も想定していたんですが、

すんなりそれを受け入れるのも、なんか嫌で…(笑)。(社高校は)県立高校で唯一体育科があって、スキーやゴルフといった実習も充実している。いろいろ体験できて面白そうだと思いました」。

 

 

ところで、兵庫県では、今年度から6年かけて県立高校の環境整備を進めており、なかでも特徴的なのが、備品購入などは生徒たちが決める「生徒裁量予算枠」を設けていること。この枠について、近本選手は

 

近本「生徒たちが自ら考え、決定するというのはいいですね!」。

 

 

 

そして、「子どもたちへの環境づくり」に話題が移ると、

父親でもある近本選手は、さらに熱量たっぷりに。

 

(誌面に掲載されたお話以外も含みます)

近本「育った淡路島は、プロ野球観戦する場所もないし、電車もない。どこかで、コンプレックスに感じる部分がありました。なので、子どもたちにはいろいろな体験をしてほしいと、淡路島でスポーツ教室を開いたりしています。教室は『野球』にはこだわらず、体を動かすことをねらいにしています。

 

本物に触れるのは有意義なことだと思います。沖永良部島の子どもたちを京セラドームに招待しました。

『あんな大きな建物をどうやって造ったのだろう』と言った子がいました。これも本物との出合いです。この子は野球観戦がきっかけで建築に興味を持つようになるかもしれません。小さい頃からいろんなものに触れることが、将来の選択肢を増やすことにつながると思いました」

 

 

 

 

プロ野球選手として、子どもたちへできる活動はしっかり継続されながらも、それでいて、そうした活動に対して得意顔になることは全くなかった近本選手。

「なんて背中の大きな選手なんだろう」と私は思いました。

 

 

本誌のインタビューもぜひお読みください。

 

 

 

 

兵庫県広報専門員