清水です。

 

 

「レゴのプロビルダー」という職業をご存じ

ですか。

私は、兵庫津ミュージアムでレゴ展が開催

されることになるまで知らなかったのですが、

レゴで作品を作ることを生業にしている方が

この世にはいらっしゃって、そのなかでも

レゴ社に認定された「認定プロビルダー」と

呼ばれる方が世界に20数名いらっしゃいます。

日本人ではたった1人

それが、明石市出身の三井淳平さん。

 

レゴ界では“神”と呼ばれている、その三井さん

と齋藤知事との対談が日曜行われ、私も進行役

として行っていました。

 

 

向かって右側が三井さんです。

 

ざっくり三井さんの経歴をご紹介しますと…

 

物心つく前からレゴで遊んでいた三井さんは

灘高校在学中に「TVチャンピオン」のレゴ対決

企画に出演。

東大に入学後、「東大レゴ部」を創設。

24歳の時に世界最年少でレゴ認定プロビルダー

となる。

大手製鉄メーカーに勤務するも、作品づくりに

専念するため退社。

現在はプロビルダーとして、世界各地で作品展示

などで活躍。

 

という「え~~~!!!」が満載の経歴の持ち主。

 

 

今回のお話で特に印象に残ったのが、

 

「ブロックで作品を作ろうと思うと、どうして

もデフォルメしないといけない。

となると、対象をよく観察する必要があるんで

す。構造や特徴を理解するという過程が必要」

 

という、「作る」という作業に欠かせない工程

のお話と、

 

「できたものを“自画自賛”するのは、作ること

くらい大事なんです」という話題。

 

正直、三井さんがおっしゃると「そうなんだ」

「作品を自画自賛していいんだ!」と素直に

その言葉を受け取りました。

 

最後は、みんなでパチリ。

 

 

 

 

対談も無事終わり、レゴ展の方ものぞきました。

 

 

 

レゴ社のはじまりは、木製の玩具から。

 

 

 

 

レゴブロックは世界的に普及し、さまざまな

シリーズ商品が作られる。

 

 

ひとつのパッケージブロックで、この3種類

の完成品が作れるという3度美味しいシリーズも。

 

 

 

このシリーズだったかは分かりませんが、我が家

にも海賊帽や海賊服のブロックがあって、割と

気に入って使っていました。

 

 

「盆栽」シリーズのブロック。よく見ると…

 

 

薄ピンクのブロックはカエルの形。

 

 

先日発表された姫路城のアーキテクチャー

シリーズのような特別感のあるシリーズも。

 

 

ゴッホ「星月夜」

 

これは、「レゴファンによるレゴファンの

ためのアイデアシリーズ」というシリーズだ

そうです。

 

 

ぐんと関西・兵庫にゆかりのある作品も。

 

 

 

お分かりですよね、そう!

 

南京町です。

 

 

こちらは、内面が見える仕掛けになっている

大阪城。

 

 

 

神戸港にも寄港していたクイーン・エリザベス号。

 

 

「これが…レゴ?」

 

すごすぎます。会場には製作過程を記録した

動画もあり、さらに感動します。

 

とまあ、すごい作品はまだまだ会場にあり

ました。

 

 

そして、作品を堪能した後は、レゴで遊べる

コーナーも。

 

 

 

レゴ展は、10月15日(日)までですので、

どうぞお運びください。

 

 

兵庫県広報専門員