清水です。

 

 

フラワープリンセスひょうご2022へのイン

タビューも、ついに最後のお一人となりました。

 

 

トリを飾るのは、代表プリンセスの

藤井詩音さん。

 

 

長年ダンスをされている現在大学生…と

いう前情報を聞いて、実際お会いした藤井さ

んの第一印象は

 

「おもろい関西人」。

 

エピソードトークする時に擬音語が多い

関西人の、あの感じ。

好きです。

 

 

 

藤井さんと訪れたのは、北野工房のまち。

 

 

 

常設のショップでいろいろ体験をすること

もできるのですが、この日は、

全国の万年筆インクが集まるイベント

日本INK紀行&Pen Style Party2023

なるものが開催されていました。

 

 

これは、金属のガラスペンの試し書き中。

 

 

っというか「金属のガラスペン」って日本語

が崩壊してますね(笑)。どっちやねん。

 

インクにガラスのペン先を浸して使う「ガラス

ペン」は、独特の書き心地があり人気なのです

が、ペン先が細いガラスなだけに「欠け」や「

割れ」に注意する必要があるそうですが、その

難点に目を付けたのが、金属製のガラスペンとい

うことでした。

 

 

 

見た目もかなり、メタリックな感じ。

しかし、私(写真後方)の目つきの悪さよ…。

普通の表情をしているつもりなのですが、こ

んな冷たい目をしているとは。

 

 

 

なぜ、藤井さんとこのイベントに参加したかと

いうと、藤井さんは16年毎日、万年筆で日記

つけインクも万年筆も大好物な方だから。

 

このイベント会場では、

ご当地インク=「Kobe INK 物語」を混ぜて

オリジナルの色のインクを作るという、なん

とも楽しそうなワークショップが行われたの

で、藤井さんに体験してもらいましたよ。

 

 

 

まずは、全100色以上というKobeINK物語の

色見本を見ながら、自分の作りたい色のベース

となる2色を決めていきます。

 

 

 

例えば、紫色を作るのにも、赤系と青系を混ぜ

るか、既存の紫色Aと紫色Bを混ぜるのか、やり

方はいろいろあるのですが、そこは、インク調合

のプロフェッショナルが助言してくださるので

大丈夫。

 

 

ちなみに、この日はお好きな色2種を完成させ

て持って帰れるということで、藤井さんもガチ

で真剣に考えています(笑)。

 

 

 

調合の仕方は、ベース1とベース2を1滴ずつ

足していって、色の変化を試し書きして確認し

ていくという方法で、

 

 

 

「1滴足しただけで、変わるんか~!?」

 

と思っていたら、けっこう変わるやん!

 

まるで、塩ひとつまみでええ塩梅のごとしで

した。

 

 

 

完成品が、こちらの2色。

 

 

 

プリンセスの夏の制服のこの↓淡いブルーを

イメージした「夏服ワンピース」という名の

インクと

 

 

 

最終審査発表会で持った花束のピンクをイメ

ージした「最終審査ピンク」と名付けたインク。

 

 

(写真中央が藤井さん)

 

制服通りの色、花束通りの色になっているか

はぜひインタビュー記事でご確認ください。

 

 

 

そして、「手書きが大好き」「なくてはならん

もの」と語る日記ですが、もともとは、

日記をつけていたお母様に習って、

「日々感じたことを忘れないようにしたい」

と始めたそうですが、日記を習慣にしてからは

 

「1日ゴロゴロしている何でもないような日で

も、『テレビのこの人の発言がおもしろかった』

とか書いているうちに、小さい毎日の楽しみを

見つけられるようになった」

 

「日々会う人のいいところ探しができるように

なった」

 

とおっしゃっていました。

 

 

 

 

私は、「もっと頑張らな」と自分のお尻を叩く

あまりに、毎日に赤点をつけがちなので、これは

本当にすごくいい習慣だなと思いました。

 

「現状に慢心する」とか「しない」とか、そうい

うことではなく、どっちかというと「足るを知る」

ということでしょうか。

 

 

でも、さすがに旅行に行った日などは当日に書

けないので、帰宅してからつづるそうなのです

が、「書くのに思い出していると、もう1回旅

行を楽しめる」ともおっしゃっていました。

 

いいこと尽くし。

 

 

今は、手書きすることもなかなか少なくなって

きましたが、手書きじゃなくとも記録をつける

プロセスがもたらしてくれるものは、気持ちの

整理にしろ、認識の転換にしろ、いろいろあるん

やなと思いました。

 

でも、強いて言うなら、私は手書きでつづりたい

派かなぁ。

(なんか、文豪になった気分になるから)

 

 

 

 

 

インタビュー、どうぞお読みください。

 

 

兵庫県広報専門員