本当に欲しいものはひとつだけ | 明るすぎる闘病日誌

明るすぎる闘病日誌

40歳代で乳がんと大腸がんを経験して感じたこと



過不足ない生き方
Too much spoils, too little doesn't satisfy.

まぁまぁ長いこと生きてきましたけど、

いろいろ考えますけど、

環境に恵まれていても

人に恵まれていても

モノにあふれていても

満たされない思いって、誰しもあると思います。


どんなに沢山の人からアプローチされて

ちやほやされても、

1番好きな人に振り向いてもらえなかったら

心に寒風吹き荒ぶばかりじゃないすか笑い泣き


それでも生きていく、

それが人生なんですよね。


落ちるところまで落ちてもがいている時には見えなくて、

素直に助けを求める可愛げもなく

世界中から矢を射られている的のような痛みを受け続けるんですが、

次第に(人はそれを「時間が解決する」と呼ぶ)

損なわれていた心と身体のバランスがゆっくりと融合していくのを感じて、

世界の温度が自分に、

自分の中にじわじわと伝わってくる


やりたいことをするのでなく、

すべきことをする、

それが人生


過不足ない人生




元気ですよ、 

がんであろうとなかろうと