こんにちは。

葛飾金町、おがわ整骨院、院長の小川です。

 

最近は夏の猛暑もすっかり忘れてしまうほど涼しくなってきて朝晩過ごしやすくなってきましたね♪

 

当院で、皆さんにお薦めしているウォーキングのしやすい季節がやってきました♪

 

 

 

ただ、膝や腰が痛い…など、どこか体に気になる所があるとおっくうになりますよね?

 

 

私は以前、膝をスポーツで痛め手術しましたが、全く治らず悩みました…

 

 

しかし!!

この医療の世界に入り、私なりに研究し、スタッフの協力もあって、自身で治すことができました!!

 

今でも症状は全く出ていません!!

 

皆さんも、最終的な目標は症状とさよならして

 

死ぬまで自分の足で歩いて人生を楽しむ!!

 

 

だと思います。

 

膝痛と言っても症状は様々で原因も多くの要因が絡んでいるため、あなたの膝痛は完治していない可能性があります。

そこで、今日は膝痛の各症状とその原因とについて話したいと思います。

 

 

まずは、膝関節の構造を説明していきます。
 

 

 

膝関節の構造

 

多くの方は膝関節は一昔前の折り畳み式の携帯電話のように一つの方向にしか曲げ伸ばしができないと単純に考えていると思います。

 

1|膝関節の動き方


 

膝関節は大腿骨(だいたいこつ)、膝蓋骨(しつがいこつ)、脛骨(けいこつ)の3つの骨で形成されています。

3つの骨が歯車のようにキレイに噛み合うと正確に動きます。
そしてこの膝の関節の上部に股関節、骨盤関節、下部に足関節と連動しています。
膝関節を含め連動して動かすことで、前に歩いて行きます。

 

 

 

 

2|歩行について


 

①足はまず膝から前に出てその時点でどう着地するかでおおよそ決まります。

②足のウラが着地します。
この時、地面の情報や足のコンディションを神経を使って骨盤の神経に伝えていきます。

③地面に着地した足のウラからチカラの情報が足首、膝、股関節に伝わり、そのチカラを骨盤で受け止めます。

④ 足のウラが着地したと同時に反対側の足が出ます。

これを繰り返します。

 

 


3| 歩行時の膝のお皿の向きと正しいチカラの伝わり方


1.歩行時の膝のお皿の向き

 

膝が前に出た時、お皿(膝蓋骨)の向きが真正面を向いているのが正しい向きです。
内側や外側に向いていないかチェックしてみてください!!

*膝が内向き→X脚で反り腰の前かがみ。

*膝が外向き→O脚、ガニ股の背骨を後ろに曲げた前かがみ。       


いずれも膝がまっすぐ出ないと膝を捻る歩き方になり、徐々に負担が増えていきます。

膝が綺麗に前を向いて足ウラもまっすぐ同じ向きをして着地出来たら基本的で生理的に安全な歩行確定です!!

 

2.足のウラでみる着地の順番

 

カカト
足ウラ外側(小指)
足ウラ内側(親指)


の順になります。

 

足ウラはたくさんの神経があり、ちょっとしたトゲが刺さっただけでも激痛になるくらい繊細に出来ています。

また、膝のお皿が内や外側に向いているとそれに合わせるように足ウラも内や外に向きます。

当然生理的ではありませんから、内向きなら足関節の捻挫の原因、X脚を形成してしまいます。

外向きなら外反母趾の原因になり、O脚を形成してしまいます。

 

     

 

そしてキチンとチカラが伝わらない事で足関節の上部の関節、膝関節、股関節、骨盤関節でなんとか帳尻を合わせようとします。


なぜ帳尻合わせをするのでしょう?

人は倒れないように本能と身体の構造が無意識で働くように出来ているのです。
 

ですから、足ウラの最初に入って来る情報は人が立つ、動くという動作に物凄く影響します。
着地して一気に伝わってきた情報を骨盤にある中枢神経を経て脳まで伝えるのです。

 

3.反力というチカラ

地面から伝わる反力というチカラは、筋肉、骨、神経、リンパ、などすべてに負荷をかけます。

それを受け取った筋肉は収縮や拡張をし、骨も圧力を受けてカルシウムを取り込みます。

いわゆる筋肉や骨を作る事にも関与しています。


ですので、関節面がしっかり合っていないと正しいチカラも伝わらず最悪な場合は関節がズレたり、捻ったり、痛める事につながります。

 

 

 

膝関節の痛みの各症状

 

膝の痛みはご年配の方の悩みのイメージがありますが、加齢以外が原因で膝が痛むというケースは沢山あります。

まだ若いのに膝が痛い気がするという場合、膝の痛みの障害にはどのようなものがあるのかをご紹介いたします。

 

変形性膝関節症

 

膝の軟骨がスリ減り炎症による熱で、骨の成分であるコラーゲンとカルシウムがじわじわ溶け出して変形が進行して痛みが出ます。

 

     

 

徐々に、歩行できる距離が短くなり、杖や押し車がないと歩けなくなり、活動範囲が狭くなっていきます。

動かなくなるから余計に関節周囲の筋肉が衰え、変形が進むという悪循環に陥るようになります。

そして、見た目はO脚になります。

 

半月板損傷
 

半月板はその名の通り半月のカタチをしており、膝にかかる負担、衝撃を吸収する役割を担っています。

スポーツや交通事故で膝に過度の負担がかかることで負傷したり、階段の下りや日常生活の中での姿勢で緩やかに痛めてしまう事もあります。
しかし半月板に適度に荷重がかかる事によりこの関節軟骨から潤滑液が出て摩擦の軽減をする重要な役割があります。

 

  ちょうけいじんたいえん・がそくえん

腸脛靭帯炎鵞足炎
 

ジョギングなどのスポーツによって出る障害です。

運動時に膝の内側に痛みが出るのが鵞足炎。

膝のお皿の外側に痛みが出るのが腸脛靭帯炎。

これらの疾病はランナーズニーと称される膝周囲のランニング障害です。
この症状はやはり膝の出方の向きに関係し、いずれもその向きプラス膝に過度な荷重がかかりおこります。

 

④その他
 

いろいろな原因がありますが、前かがみの姿勢やメタボ体型、悪い生活習慣が長期的な膝の痛みを招いていることもあります。

まだまだ沢山の症状はありますが、鈍い膝の痛みが起こっている際、併せて膝が動きづらい、腫れ熱感があったり、風邪を引いたような症状など膝とは関係ない部分に色々と不調が出てくる症例もあるので気をつけなければなりません。

 

膝の痛みで外側、内側、変形からくる痛みなど、痛みの種類を分類するだけでも様々な原因があるのです。

 

 

膝痛の時の膝関節の状態


 

膝関節が硬いことで関節と関節の間のクッションが役割を果たせなくなり膝が痛むようになります。
 

また股関節が硬いとその痛みをカバーするために膝に衝撃が行くようになり、結果膝の痛みにつながることもあります。

 

膝が痛むと自然と膝が痛くならないような歩き方になってしまいます。

膝を動かさないように、衝撃が走らないようにかばう歩き方をしてしまう…

 

すると、股関節が硬くなり筋肉が緊張し、結局、膝が痛むことになってしまいます。

 

このような痛みは、姿勢、膝への体重の乗せ方、立ち姿勢の改善によって痛みは軽減します。
 

また関節は正常に動こうとした時、自分の意思とは、関係なく3mmほど別方向に動くようにできています。
この3mmの動きが何かしらの理由で動かなくなると関節でも制限を受けてしまいます。

 

結果、不正な関節の動きとなり周辺の組織などに影響を及ぼし痛みなどの症状につながります。

 

…だいぶ長くなってしまいましたね汗

ここまで読んでくれた方、ありがとうございますニコニコ

 

続きはまた今度ウインク

 

 

次回は、膝痛に大きく関わる骨盤について話したいと思います。

 

 

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