近隣諸国の某国がイミテーションを製造している。
このイミテーション、私の勤めている会社でも被害にあっている。
同じ取り合い、同じデザイン、同じ機能?、同じ形式+α。
全くプライドがないのかと言いたい時がある。
だがこのイミテーション、完全に真似できないのである。
なぜか?
それは外観上は同じデザインでも、内部の構成部品はいろいろな工程を経て、製作されている。
内部の構成部品もノウハウがある。
材質、加工精度....。
したがって、初期性能は同じであっても、時間が経つとすぐに壊れる。
つまり、安いと思って飛びついた顧客は安物買の銭失いになる。
かつて日本も真似をすることが得意な人種であった。
しかし、某国のように露骨な真似はしなかった。
つまり、同じデザインの真似製品ではなく、その製品以上の高品質の製品を作った。
つまり、壊れない。
そして安い。
そして更に「改善」を繰り返す。
改善「KAIZEN」が今では世界共通語である。
これが今日の日本ブランドになっている。
そして、昨今、日本はノーベル賞受賞者が過去に比べ格段に輩出されている。
これは日本が開発能力を備えたということにほかならない。
日本人は同じ失敗を繰り返さないことでも有名である。
なぜ失敗したのかを十分検証して、素早く対策する。
一時的に真似(イミテーション)で伸びたGDPや産業は遅かれ早かれいずれダメになるだろう。
ご一読いただき、ありがとうございました。