自分の部屋に着いてから、ふと舌がひりひりしてることに気付いた
よく考えてみたらそれは、慌てて食べたピザのチーズのせいだった
ヴィジュアル系意外のライブは初めてで、頭も振らないし、後ろから押されることもなく、翌日筋肉痛にもならない、なんとも爽やかなものだった
私には少し物足りない
「これを機に他のバンドも聴いてみなよ」
「うん、そうだね、聴いてみるね」
でもやっぱり私は激しくて、ちょっと表の世界に反抗して暴れてるようなバンドが好きなんだ
寒いねって言いながら、2人はそれぞれ自分の手をさすった
持ってきた手袋を自分だけするのは申し訳なくて、寒さを我慢した
帰りには、来た時に降りた駅よりも一駅分遠くまで
たわいもない話ばっかりしながら歩いたんだ
「また遊びに行こうね」
「うん、今日はありがとう、またね」
その夜のこと
「ねえねえ、よければ近いうちにまた遊びに行かない?」
女子は色々準備の時間が必要な
すごくめんどうな生き物で
まして付き合ってるわけでもないし
何か違う気がするようなしないような
これがあの人だったらな、とかいけないことを考えては無駄な時間を使ってる気がする
自分へ、レポートの期限が迫っているのでそろそろお願いいたします、3日後です、成績つきます。