裏の公園の桜が風で舞って綺麗だった


上京してからもう9年?経ったなんて今でも信じられない


あの頃は(おそらく)無垢な高校生だったのに、

社会に揉まれて、人の顔色を伺う癖はちっとも治らないまま、年齢を聞かれなくなる歳になってしまった


プロポーズされて結婚することになったと高校の友達から聞いた


そんな歳らしい


この間は子どもが生まれた友達の家に遊びに行った


そんな歳になってしまったらしい


結婚することになった友達も、

心は全然成長しないのに、不思議だねって笑ってた


幸せで嬉しい報告に、祝福の気持ちは充分ある


それと同時に、自分だけが取り残されていくような焦りと、だけどまだ自由でいたいと思う気持ちが絡まって自分の本心がわからなくなった




「あと1年は待つよ」


彼に言ったこの言葉も、周りと比べて焦っているだけで、本当は離れる決心も、結婚する決心もついていないのだと思う



歳をとるのがこわい


時間ばかりが過ぎてしまうこと、

周りと比べられてしまうこと、

親が元気ではいられなくなってしまうかもしれないこと、

祖父母がいなくなってしまうかもしれないこと、

女として見られなくなってしまうこと、


私がこの数年で成し遂げられたことはあっただろうか


確かに毎日生きてきた


楽しいことも沢山あったし大変なこともあった


だけど今、目標も目指したいものもない


私にとって何が1番幸せなのかわからない


こんな中で時間だけがどんどん過ぎていって、

やりたくなった時にはもう手遅れになってしまうのではないか


そんな考えても答えの出ない焦りが時々頭の中をくるくるまわってしまう



時間だけが過ぎていくのがこわい


変わらない毎日が幸せなはずなのに、ね


今年も散っていく桜を見ながら少し苦い気持ちになりました