自分の中に これをなくしたら 自分じゃなくなるもの

それを ひたすらに守ろうと想った


だって それすら守れなかったら 僕は僕じゃなくなるから


そうして 頑なに守り続けるために

目の前を通り過ぎる 瑣末なことを 無視し続けた

ときには冷酷に切り捨てた


結果 僕は全てをなくした


そうする事でしか 僕は僕でしかなかったのなら

僕の消失は 初めから決まっていた事だったんだ