自分をみて、
廻りをみて、
時々想うんだ、
恋ってさ、
まな板の上の魚の鱗みたい。
”の”連続嫌いな僕が3連しちゃうくらいさ、
恋ってありふれて、
いつか剥がれ落ちて行くものなのかな。
裸の上に服をきて、
恋は、その上にかぶるもんなんだろか。
確かにそんなのもあるのかもしれない。
でも、少なくとも恋には種類があるんじゃないかなあ?
鱗みたいに剥がれるのが恋なら、
僕の身体を樹だとして、
振りかぶられたマサカリがさ、ぐっさりと脇腹に刺さるのは?
樹液の色は赤いんだ?なんてさ、
傷口から血が止まらない、この”恋”はさ、なんて呼ぶ?
ヒトは忘れていくものだから?
昨日かわしたキスの理由も忘れちゃうけど、
でも、5年も10年も、育ち続ける思いは、なんて呼ぶ?
なんかおかしいね。
恋って単語はさあ、
地球人類のみる夢みたいなものじゃないのかな。
だから、ほんとは一人一人違うのにさ、
祈りみたいに、恋ってヒトくくりにしちゃうけど。
ほんとは一個一個違うんだよね?
きっと、今、
僕がまな板の上で捌いてる、アジはさ?
アジなんて、名前じゃなくて、佐藤さんだったり、鈴木さんなわけでさ、
僕が食べるのは、アジじゃなくて、鈴木さんなわけなんだよね。
だから、僕はキミに恋してないと想う。
この気持ちは、たった一つのものだから。
僕にしか見えない、この気持ち、
僕しか触れない、この気持ち、
それを君にわかってもらうために、僕は言葉を紡ぐのです。
無意味としっても、紡ぐのです。
キスに想いをこめて、キミに触れるのです。