嗚呼、クリスマスイブイブ。
今日は5分おきに、更新ボタン押しても、
誰も遊んでくれない哀しさよ…。
仕方ないので、記事を書く。
悪循環。
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襲い掛かる織人からの続き
容赦をしないといった、織人は、
私を抱きながら、別の女を想っていた。
私は、波のように打ち寄せる快楽の中で、
”それも仕方ない”
そう想ってしまった。
次第に間隔が長くなる、快楽の波の向こうに、
現実が見え隠れしてしまうのは、もうしようのない事だった。
想いだけでは、動かない現実がある。
人は強欲なくせに、弱い生き物だと想う。
織人は、そういった意味で、人らしい人だったのだろう。
もし、片翼の天使がするすると降りてきて、
親の命を差し出すのなら、織人と残りの人生を望むままに過ごせる。
そう問われたら、私は多分悩まないのかもしれない。
ただ、その選択をするときに、相手の男の腰が引けていたのなら、
もう、何処へも行けはしない。
私は、溜息をつく代わりに、
私は、悲しげな表情をつくる代わりに、
体からぐにゃりと力の抜けた織人を、ベッドに組み敷いた。
精一杯の力を込めて、たっぷりと織人の目を覗き込んでから、
ペニスを捏ねた。
人間は弱い代わりに、純粋だ。
一方的に加えられる快感には、
強い意志以外では立ち向かえない。
想いを込めて練った土の代わりに、
今は織人のペニスを愛撫した。
長い時間をかけて、
唾液と一緒に、想いを塗りたくった。
自傷したあの女に、私ができる抵抗といえば、もうそれしか想いつかなかった。
私が、ここで織人をなじれば、二人の間に、
取り返しのつかない傷が残る。
なら、傷は見えないところに、
私につけばいい。
私は、残り2ヶ月ならなんでも耐えられる、そう想えるから。
2ヶ月で、苦しみが終わるのなら、織人の好きな自分のまま逝きたい。
次第に硬さを取り戻した織人を、
馬乗りのまま、自分の内側へ導いた。
今までした事もないほど、
自分の内腿を、織人の腰に打ちつけた。
織人の中で、苦悩が快楽に塗り変わるのが、表情で判る。
私は、濡れた。
とても、濡れた。
「だめだ、ORION。」
制止する、織人の言葉を無視して、
織人の腰に自分を打ちつけ続けた。
織人の表情が、諦めを経て、愉悦に変わる瞬間、
私は達した。
今まで、自分でも知らなかった高みに達した。
命の種が、私の内壁を打ち返す脈動を感じることが出来た。
ああ、命の歌は、子宮が歌うんだなとそう感じた。
脱力して、織人に倒れこんだ時、
「ごめんね。」
そう織人が呟いたけれど、
私は、快楽の海の中に身を横たえていた。
火照ったからだが、部屋の温度と同じになるだけの時間。
私は、幸せというものを腕の中に抱いた気がする。
でも、やはり冬の風が、窓ガラスを冷やすように、
現実は静かに私を抱きとめた。
それはとても自然でゆっくりとしたものだから、
私はもしかしたら、このまま夢の中で生きていけるのかと、
勘違いできるほどに。
それでも、織人が寒さに震えた瞬間。
居もしない神様に、もう離れなさい?
と、耳元で囁かれた気持ちになったのは、私に残る弱さなのかもしれない。
勢いよく立ち上がった私の内腿を、
白い液体が伝った。
それは、私の涙の代わりだったのかもしれない。