まわりが見えなくなる位の恋愛したことある? ブログネタ:まわりが見えなくなる位の恋愛したことある? 参加中

とある方からのコメみてたら、なんかもう泣きそうになったので、
マジ記事書くぜっ!


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貴女に逢ったあの日のことを 今でも覚えています
僕の世界が壊れたあの日のことを 今でも覚えています


僕の世界には なにもなかった
僕の世界には ゆるやかなまどろみがすべてで

そこには 哀しさも 悦びもなかったんです
ほんとうは 怒りも 寂しささえなかったんです

ただ 毎日破り取られる 日めくりのカレンダーの様な日々に
ただ 平坦な世界がどこまでも どこまでもひろがっていました


そして僕は 貴女に逢いました

初めて逢ったときから 貴女が特別なのは判りきってました


僕の世界に 理ができました
朝ができて 夜ができました

貴女は僕に 感情を刻みました
貴女は僕に 何もなかかった世界の全てを壊されました
それはとても心地よい福音でした
命の唄を知りました


遠くから 踊る君を見ました

僕には貴女が禁断の実でした

貴女を求めるために
僕は狡猾さを覚えました
僕は素直さを学びました

遥かな旅路の向こうに貴女が居るのなら

この身にまとう物を 全て捨て去って
一歩でも近く貴女の側に駆け寄りたかった

そうして僕は 多くを喪いました
取り返しのつかないことをしました


世界に貴女しかいなかった 僕の世界では
君こそが全てでした 文字通り 全てでした


願いは 届きました
僕の腕の中に 恥ずかしそうに笑う貴女がいました

僕はその時 願いました
殺してほしい 今この時が 僕の人生の頂点だからと

それから気の遠くなるような時間を経て

貴女は いなくなりました
貴女は 現実に戻っていきました

何処へもいけない部屋から伸びた
何処へもいけない感情は

やはり現実には届きませんでした

ただ、硝子の割れる音と
貴女の香を残して 貴女はいってしまいました


残された僕に
後悔はありませんでした

貴女は再び 僕を作り変えました

貴女が去った その後に

大きな大きな空洞ができました

その洞穴から響く音楽は とても穏やかで

いつしか僕は その音が僕から響いてる事に 気がつきました

貴女しかなかった世界
貴女とつくった世界

でも 全てを傾けた世界は

僕の世界でした


世界の全てに 自分が拡散していく感覚

貴女がいない この世界を
僕は 今尚 抱き留めたいと願いました

あらゆる 悦びも 哀しみも 孤独も 苦しみも
朝が産み 夜が抱きとめ
風とともに 流れていくのです


空に浮かぶ あの月だけが
今の 貴女と僕に残る 最後の扉