というか、
Hydeのblog、合同企画しないと、アクセスがた落ちです。
一般記事がどれだけ人気ないか丸判りです。
哀しいけど、blogの中では泣きません、格好悪いから。
。・゚・(ノД`)ヽ
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理沙の罠からの続き
朝一番に、織人の精を口で放たれた。
一緒に口に入った髪をより分けながら、
飲み下した精は、いつもより薄かった。
「口だけで、終わりなの?」
そういう私に、弁解がましい目を向けていた織人の後ろに、
理沙の影が見えた。
結局私がしたことといえば、
あの女の残り日数に、憎悪の炎をつけてやることだけで、
現実的には、そのことが悪くなる要素になりこそすれ、
私と織人の間に、好転的なことが訪れるわけもなかった。
だから、私は諦めに似た気持ちで、織人に告げた。
「ねえ、地球最後の日、どちらの側に居るかだけは、
決めておいてね?どちらを選んでも、私は怒りも悲しみもしないから。
私にキスしながら、
お前の側に居るよとは、即答しない織人を、
その時の私がいとおしいと想ったのか、憎憎しく想ったのか、
もう、覚えては居ない。
憎悪には、燃える物が必要だ。
よく、果てしなく憎悪を燃やせる人間がいるが、
その人たちはきっと、自分と世界そのものを憎んでいるから、
あんなにも燃え続ける事ができるのだと想う。
対象が、目に見えない怒りは、疲れるだけだ。
「なあ、織音?
君は、妻を知っているのか?」
天井のシミを数えながら、織人が尋ねた。
「そうね、病院の前で、貴方に洗濯物を渡すのを見たわ。」
うろたえる織人を初めて見た気がする。
「それだけ?」
「ついこの前、貴方の家の前を通りかかったときに、
貴方の家に招かれたわ。」
愕然とする織人の顔がそこにあった。
怒りと、驚きを、知性で必死に隠そうとする顔。
何故、家にあがったんだとは言い出さない貴方は、
やはり知性的ではあると想う。
どんな人間でも、想像していなかったことが起きたときに、
顔には現れるのだ。
もし、何かあったときに、その人が顔色を変えないのなら、
それは、その人が、そうなる事を予め想像していたからに過ぎない。
「つまり、織人は、もう世界最後の日まで、
私たちと貴方達の間にあるものは、変わらないと想っていた?」
そういうわけじゃないと、
口を尖らせる織人が少年のようだった。
大き目のコットンシャツを、
下着もつけずに着て居た私の胸を、
織人が捕まえた。
弁解もせず、笑いもせず、私を抱く男を、
私は、無言で受け入れた。
それでも、織人に抱かれたいと、私は想ったから。
でも、快楽の波に打ち付けられながらも、
その日私は、何時もなら快楽を絞りつくそうと自ら摺り寄せた腰を、
動かす事はなかった。
織人の首に廻した手に、
何かを引き寄せようとするような力が篭る事がなかった。
織人が、私のおへその上で果てたとき。
その精は、いつもより更に薄い味がした。