好きな人と付き合えることになった時、まず何をしたい? ブログネタ:好きな人と付き合えることになった時、まず何をしたい? 参加中



さて、Hydeのリアル過去でも晒しますかね。



とある横浜の大学に通っていたとき、

何時も、サークルで、人の輪の中心に居る女の子が居ましてね、


もう覚えてない理由で、電話番号を交換し、


多分、最初の電話はためらいがちに、

でも、気がつけば、殆ど毎日のように電話する間柄になりまして、


ある日、なっちゃん(仮称)が、言ったのです、


「Hyde君は私のこと好きなの?」


気が動転するってのは、この時のことを言うんでしょうなあ、


何故か、

「う、うん、サークルの中で一番なっちゃんが好きだよ。」

と、謎な返事をしてしまうのです。



電話口でも相手が首を傾げるのが判るんですが、

それよりも、自分の顔が真っ赤で、何ももう言えないのです。


電話の切り際に、明日横浜で2人で会おうと約束するのは、

もちろん、君が好きだよと、言いなおすため。



山下公園で、多分寒い季節だったんだろうけど、

もう、俺は自分の身体を通り抜けていく風が、

冷たかったのかあったかかったのか、そんなことも判らないくらい、

頭がぐるぐる廻っていたんだけども、


でも、口から出てくるのは、曖昧な相槌や、乾いたような笑いだったワケで、


「Hyde君、わたしといるとつまらない?」


そういわれてしまうんですね。



一大決心して、観覧車になっちゃんを誘う俺。


自分で決めたルールは、

観覧車が、一番上につくまでには、なっちゃんに告白をしようって事。



目の前に、近づいてくる観覧車のてっぺんと闘いながら、

それでも、口を中々開けない俺。


別になっちゃんはただ俺に、自分の事を好き?って聞いただけなのに、

なんで俺はこんなに舞い上がってるんだ?

勘違いかもしれないじゃんって。


でも、観覧車が登って行く感覚から、

下る感覚に変わろうという瞬間。


勢い良く立ち上がった俺。

当然のように揺れる観覧車、焦りながら、

腰を落ち着けたのは、向かいに座ってたなっちゃんの隣の席。


「お、俺ね、なっちゃんのこと、好きだよ。

サークルの中で一番じゃなく、俺の中で一番…。」


そうかって、嬉しそうに笑うなっちゃんの顔を見て、

多分その10倍くらい喜んでた俺が居たはず。


でも、多分傍目には、うつむいたまま、

顔を真っ赤にしてたんだろうなあ。



その帰り、なっちゃんが、

手をすり合わせながら、

「Hyde君、今日は寒いねえ。」って言ってた。


それは、手を繋いで欲しいってことなのかなって直感的に想ったけど、

でも、付き合うことになった初日からいきなり、手を握るとか、

そういうのはなんか不自然じゃない?!なんて、


また、頭の中で葛藤しててさ、


「寒いねえ。」って

曖昧に笑うしかまたも、できない俺が居て。



数日後に、

なっちゃん、あれは手を繋いでもいいってことだったの?

って聞いたら、


「あたりまえじゃないの。」

って笑ってた。



もう、顔も思い出せないなっちゃん。

でも、手が冷たいって言ってた、あの帰り道の事を今でも覚えてる。



あの時、想った。


女の子の気持ちが判る人間になりたいと。


そう強く願った先に居たのが、34歳の今の俺なわけ。