初回    続々  もっと

の続き?なのかな?


久しぶりのHydeメインテーマです、どうぞ。

最近久しぶりが連発です。


あ、なんか勢いで珈琲ヒロインの名前が決まりました。

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両親と旅行にいった。

とにもかくにも、格別な温泉。


でも、親との旅行は、

塩気の薄い朝の和食みたいで。

それがいいのか悪いのか、

きっとこの先も判断できないのだろうけど。


緩やかな時間の中で、


父親が言う。


ここには俺のお気に入りの茶房があると。



ジオもシンメトリもでてない、和の空間で、

そのまま山から削ってきたような、自然な曲線を描く梁が、

白い壁と融和している。


何故かこの風景は、人間を思い起こさせる。

もしかしたら、ヒトも他人と融和できるのかもしれない。


時間の概念がなければ、人は幸せになれるんだろうか?

時間のない平原に、人は存在できるんだろうか?



そんなことを考えていたら、

穏やかな時間に撫ぜられて、父も母も、

眠っていた。


そんな空間の中で、僕はカップに手を伸ばす。

桟敷の珈琲は、枯葉の味が少しした。


秋に飲む珈琲は、ちょっと不思議な味がする。

もしかしたら、僕の気持ちが珈琲に溶けるからかもしれない。



だから、東京で飲むために、

暫くぶりに珈琲豆を買った。



梨香がこれを飲んだら、なんて言うかな。


喧嘩ばかりだった、僕と君の共通項。



紅茶は僕にとって、恋の味がする。


でも、珈琲は孤独の味がするように想う。



そして、僕は、珈琲が好きだ。

だから、珈琲は君の味がする。


もしかしてこれは、

恋より、時間より、大切なことなのかもしれない。



家に戻ったら、

ミルを挽こう。


ゆっくりと歩くようなはやさで。

-andante-