掟破りの連投です(汗


~HALの苦悩~  からの続きになります。


んで、マミsideで、黒ミカを生かす文章になりましたので、

コメント欄のを、正史にしますね~。


って、企画主は説明口調です。


補完作業はいりますから、すごく…長いです。

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-Case by MIKA-


屋上へと続く階段の踊り場で駆け下りてくるマミとぶつかった。

「ミカ」

マミはわたしに気がついてあわてて泣き顔をそらす。

「見てたよ」

「ミカ、だって好きなのよ」

「ねぇ、マミ」

マミを壁に追いつめる。

「ハルを盗らないで」

そう言うとマミは
「盗るつもりも奪うつもりもないわ、選ばれるのよ」と言った。

マミの頬をひっぱたく。

「な、なにするのよ」

すぐにマミにおかえしされる。

痛っ。

わたしの自慢の髪が乱れる。

頬をおさえてるうちにマミはさっさと消えていた。


そこにハルが現れてわたしを見て驚いた。

そして赤くなった頬を見て

「殴られたのか?」と訊いてきた。

無言で頬を長い髪で隠してハルの胸に飛び込んだ。




-Case by HAL-


「ミカ居たのか。」


神様見てたのなら、

最初から最後までミカが全部見てることを祈るってホント…。


赤く染まったミカの頬が目に入る。


「殴られたのか?」


マミ…だよな…。


言葉を継ぐ前に、

ミカの体重と香りが、俺にふわりと預けられた。


何があったのかは、判らない。


でも、誰であろうと、ミカを傷つけるなら、俺の敵だって、

心が勝手に想ってた。


俺は単純で、そんで多分残酷なんだろうな。


「ハルどこにも、いかないで。」


「うん。行くわけないよ。」


ほんとは、ここでキスしたかった。


でも、俺の唇にはまだマミの感触が残ってた。


だから、俺は全部マミのせいにしてしまった。

ホントは誰が悪いわけじゃないのに、ミカの頬を張った、

それだけで、その時の俺には充分な理由だった。




-Case by Tamoz-


中庭にひとり膝をかかえてるマミさんを見つけた。


自分でも不思議だけど、いつも考えるより前に、

身体と心が動いてる。


何故だろう?


「マミさん、ですよね?」


今にも泣きそうな顔でこっちを見るマミさん。


多分、僕が好きなヒト。


「あ、ハイ、ハルの知り合いの子だよね?よく学校で一緒に居る。」


「ハイ、HALの彼氏候補です。」


顔がひきつってますよ?


「冗談です。」



あっけに取られてるマミさんから、

不快にさせないぐらいの距離をとって、となりに腰を下ろす。


「HALから聞きました、おめでとうございます。」


「え?」

少し顔が曇る。


「違いますよ、そっちじゃありません。

仙台に行かれるんですよね?


この前、HALから電話あったんで、マミ合格したよ!

やったな!すげえよな!夢掴むな!アイツは!って。」



膝に顔を埋めながら、

「そ…か。」


「マミさん?あのね、僕は世の中に2種類の人間が居ると想うんです。」


「どんな?」

顔を埋めたまま、マミさんは聴き返す。


「ちゃんと生きてるヒトと、そうでないヒト。」


「…。」


「HALとかね、HALの先輩のノブ先輩、あれ?ヘンな日本語ですね。


とか、あの2人を見てると想うんです。


ちゃんと輝かないとなあって。」


「…。」


「マミさん、僕、貴女をずっと知ってました。

貴女も、HALと同じ人種だなって。


ちゃんと生きてるヒトだなって。」


「…。」

顔を上げてこっちをマミさんが見てる。


多分、僕の心臓、ドキドキしてる。


「この1年、貴女を見てました。」


「あ、ありがとう…。って言っていいのかな?」


「はい。嬉しいです。」



お尻の草を払いながら、マミさんを見つめる。


「すごい事言っていいですか?」


「は、はい、どうぞ。」


目をつぶるんだもんなあ。


つい、身体が動いちゃった。


マミさんの唇に、僕の唇を重ねて。

触れるだけ、多分、これが最初で最後。



顔を真っ赤にして、でも多分頭の中は完全に真っ白っぽいマミさん。


「キスしていいですか?」


「し、したじゃない!?今っ?!」



「貴女が好きでした。


仙台で、夢つかめると…ってのは余計なお世話ですね。


たまに、今日の事思い出してくれたら嬉しいです。」



そういって、マミさんに背を向けた。



30mくらい歩いたとこで、後ろから声が聞こえた。


「名前も知らないキミー!私のセカンドキス奪ってくれてありがとうー!」


振り向いて、大声で言う。


「僕のファーストキス、貰ってくれてありがとうー!」




-Case by Mami-


天使みたいな子だったな、キレイな顔して。


私の胸にあった、雨雲だか雷雲だか、

そんなわけのわかんない、もやもやしたものを、

kissいっこでもってかれた気がした。


ほんとは怒るべきだったんだろうけど。


天使にされたkissなら仕方ない。



なんでかなあ、

kissって想いを伝えるだけじゃないんだな。


ハルから無理やり奪った唇、

あの子に奪われた私の唇、


私が気がつかないでいた、私の思い。

全然知らなかったあの子の思い。



何やってるんだろうね、私。


歌と踊りは、私が私で居るための一番大事なところなのに。


忘れてたなあ、

私は明るい子だったはず。


今日帰って泣こう。


泣いて泣いて、


ハルとのkissを思い出して、


泣いて泣いて、


名前も知らない、あの子のkissを思い出して、

ハルに電話しよう。ミカに電話しよう。



ごめんなさい、って。

夢掴みに、私歩きますよ!


ってね。


頑張れ私っ。

ほんとは、泣き崩れて、ハル好きだよって今も叫びたいけど、


でも、我慢しようよ、ね?私っ。




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後半へ続く


なんか俺の書くキャラ、HALが一番魅力なし?