ちゃっす、俺、相澤 晴(ハル)。
高校二年生、17歳、彼女なーし。
まだ唇だってケガレを知らないのは秘密。
ウチの親父が、晴(ハル)なんて爽やかな名前をつけたもんでさ、
いっつも爽やかに笑ってよう!
なんて思ったのは小学校の低学年までなわけ。
そんとき、ちょっと好きだった女の子に、
ハルって、ほんといっつも笑ってて馬鹿みたいだよねって言われた。
順番が少し違ってさ?
ハルって、ほんといっつも馬鹿みたいに笑ってるね。(にっこり)
だったら救われたのかもしれないけど、
それ以来、自分の名前は嫌いだ。
一つ上のノブ先輩なんかにこの話しすると、
そりゃハル、その女の子はお前のことが好きだったんだよ。
なんて言うけどさ?
もし、今のこのクラス中の女子が、全員そろって俺のことを好きだったとしてもね?
口で言ってくれなけりゃ、判るワケない。
だって俺、馬鹿だもん。
人生の半分も生きてないんだよ?
相手が考えてることなんて、判るなら苦労しないっつの。
まーそんな感じで、今月のバイト代で携帯を新調した。
真っ赤な携帯。色だけで即決。
そしたら、クラスメートのミカが、
「お、秋の新色、携帯変えたんだ?」
そうなのよミカ、だからお祝いにアドレスと番号教えてくれ、
一番に登録するから。内心はちょっとドキドキ。
少しだけ俺の顔を正面から見て、
「いいよ。」
って赤外線が飛んできた。
ほらみろ!やったぜ、32,800円!ご利益あるじゃねえか!
俺の選択に間違いはなかった!
そのお陰で、午後の授業なんて聞いちゃいなかったね、
何時送るか、何送るか、そればっかり考えてて、
「答えは何番だ?」と数学の教師に聞かれて、
3つしか選択肢がないのに、4番ですって答えたさ。
本日最後の授業中、もう我慢できなくて、
頭に思いついた疑問をそのまま、メールにした。
-俺にメアド教えてくれたとき、何考えてたの?-
俺の右斜め前2つ先で、ミカが少し席からケツ浮かせたの見て、
営業スマイルを、顔にはりつけてた女の店員に、
もう一回32,800円を払ってもいいなって思ったね。
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あれ?ちょっと長いか・・な?(笑
すいません、久しぶりにワクワクしてまっす。
んでは、ミカあとよろしく~♪