子供の頃好きだった場所 ブログネタ:子供の頃好きだった場所 参加中

前の記事と同じく、限定blogとかぶりますけどね、

まー、気が狂ってんじゃねえかって、毎日怒鳴り散らす父親と、
それに迎合する母親、

料亭の運営で浮世離れしちゃってる父方の祖母、
戸籍上はつながりの無かった、祖父とかね、

んで、勉強しろ、勉強しろって本人は、
毎日塾塾塾の生活だったもんで。

あんまり子供らしい子供できなかった記憶も在り。

俺が、俺らしく、誰にも邪魔されずに、子供で居られたのって、

母方の実家である、房総の田舎に居たときなのね。


生まれて初めて独りで電車乗って、
田舎まで行った小学生の頃。

寡黙で、無愛想だけど、笑うと顔がくしゃくしゃになるじいちゃん。
ひたすらに俺の味方をしてくれるけど、駄目なものははっきり駄目っていうばあちゃん。

農家でさあ。

手も顔もくっしゃくしゃで、
でも、なんか金金、受験受験、負けるな、追い越せって、
そんな生活に比べたら、
その、泥のこびりついた顔と手が大好きで。

ほんとうの笑顔ってのを教わった気がする。


海の在るその町は、教科書じゃ教えてくれない色んな事を教えてくれたし、

金だ、地位だってのがなくたって、ヒトは平和に生きていけるんだなって、
あの町とじいちゃんばあちゃんが教えてくれた。

今はもうじいちゃんは居ないけど、

あの町も、時代の中から取り残されて、
町全体が年寄りみたいになっちゃったけどさ、

それでも、リッツカールトンのダブルベッドよりも、
自宅の気兼ねない生活よりも、
あの蚊帳もナシには眠れない、畳のあの家が、多分俺には一番好きな場所なんだろうなって想うわけで。


もう、居なくなってしまったじいちゃんと、ウチの犬と、
もっとずっと後になったら、ばあちゃんと俺とでまた笑いたいなあって、
そんな風に想ったりします。