昨日もなんとなく、眠れない夜をすごしたり。


多分、生まれてから長いこと、

僕は天井に向かってまっすぐ寝るのが習慣だった。


ま、ヒト様が言うに、寝相は悪いらしいけど。


でも、独り暮らしの間に、横を向いて寝る癖がついた。

やっすいマットレス使ってたもんで、硬さに腰が痛くなってね。


だから、独り暮らしの間は、地面が近くに感じられていた。

寒い土地だったから、冬の寒さがマットレスを簡単に突き抜けて、

身体を凍らせる時代だったな。


ガチャガチャした下町で育った僕は、

あの寒さと真剣に向き合った時代、道路沿いだったから、車の音がするとき以外は、

静かな土地が不思議だった。

見上げれば星だって見える世界で、不規則な車の音を揺籃にする、

すごく自然な暮らしだった。


そうやって、横を向いて、丸まって眠る癖がついたの。


部屋が変わってから、最初にしたのはマットレスの買い替え。


そんな経緯があって、今は天井をまっすぐ見てももう腰は痛くないけど、

独り暮らしの間に身体が覚えた寝方を忘れられないらしく、

何故か時々、横を向いて丸まってる寝る。



昨日はね、そんな今までの自分に、ほんとはまっすぐ寝るのがいいのか、

横になって寝るのがいいのか、自分の身体がどっちにもなじまない感じで寝れなかったの。


もう、どっちかでないと寝れない理由なんてどこにもないのにね。


落ち着かないでいた、僕の身体は、

一体何を求めているのかなあなんて、少し自分の内側と身体が上手くかみ合わない夜。


その隙間を埋めるのは、誰かなのかな、時間なのかな、それとも慣れなのかな。


世界の何処にいたとしても、夜が来て、朝がくる。

そんな話しってだけのこと。