というわけで、罰ゲームを恐れず、限界に挑戦してみたくなった。

でも、サザンの曲名5個つかって、記事を書け!


もう、アルバム名、曲名、分割なんでもありで、ナンセンスに書いてみました!


------------------------------------------------

さくらの季節に、1人の女性から『逢いたい』なんてメールがきたわけ。


悪戯メールだろって、ゴミ箱に捨てれば、話しはこれで終わりだったんだけどさ。


殆ど誰にも教えてない自分のアドレスに、きっちり俺の実名指して、『あいたい』なんて書かれてたら。


会いに行くしかないよなあ…。


だから、茅ヶ崎に背を向けて今宵あなたに会いに行きますか。

顔も知らないんだけど、

当たって砕けろってのが持論なもんで。


どうせ、俺から奪い取れるものなんて、想い出くらいだし、

流れる雲をおいかけて生きてる様な暮らしに大事なものなんてない。



しかし、待ち合わせの名前が『HOTEL HEAVEN』?

今時こんな安っぽい名前ってあるんだなあ…なんて、急に現実に戻されながら。


茅ヶ崎の外れにある、安っぽいモーテル。

カウンターには、しみったれたオバちゃんの変わりに、がのっそり乗っかっていた。


「お前の名前がHEAVENだったら、ちょっとこの宿好きになるかもしれないわ。」


ワザと声に出したのは、自分で自分の背中を蹴飛ばしたいから。


402と書かれた部屋のドアノブを廻したとき、ほんの少しだけ夏の香りがした。

だから、そこにが居たときは、笑うしかなかった。

入らない?っててまねきしてるし、


なんだ、お前、なんで日本に居るの?って。

それは、日本でやり残したことがあったからさあ、

素敵な想い出をくれたあなたの、最後の夢を叶えましょうって帰国したの。

なんて言うわけ。


「俺の夢って何よ?」


「私を抱くこと。」


「それが俺の夢なのか?」


「少なくとも、私を見送ったとき、あなたは最後に”ヤっとけばよかったなあ”って言ったわよ?」



それを聞いて、熱い胸騒ぎが起こったからさ、

まず股間が疼かなかったってことは、やっぱり、こいつのこと好きだったのかなあなんて。


突然男を追いかけてフランスに行った栞。


多分、最初に好きになったのは、名前。

次に好きになったのは、綺麗なお腹の線だった。


夏ので、こいつに出会った。

どこにでもあるありふれた物語。

ふざけあってて、恋になれなかった恋の話し。


そういや、最後に鎌倉でこいつに会ったとき、なんかのために、誰にも教えてないアドレス渡す!って、

もう4年も前の話しじゃねえかよ。


我らがパープー仲間のご帰還だな。」


「あたしはパープーじゃないし、ご帰還ってワケでもないのよ。」


少しだけ、俯くお前のが暗かったのに、俺は上手い事言葉を贈ってやれなかった。


「今度はさあ、外国じゃなくて、神の島、遥か国、そんなとこでも行きたいわね。」


「俺は夢と魔法の国に行きたいわな。」


吹き出す栞。


「あんたが、そんなんだからさあ、私はきっと外国へ行ったんだし、

そんで、こうやってここで会ってるんだろうね。」


ごめんよ、僕が馬鹿だった”って、棒読みしてやったら、今度は優しく笑ってたな。


「いいんだよ、ねえ?ほんとにあたしが男追っかけてフランス行ったって想ってた?」


「想ってたよ?」


「そっか。」

そういって、栞はもう一度微笑んだ。


わかれっていいよね、なんかさ、また会えるかもって思える瞬間って、すごく大事だわ。」


「なんでそんな不健全な事考えるんだ?いつも一緒に居て、笑いあってるほうが大事に決まってんだろ。」


ありし日のままだね。」


そういって、稲妻みたいな速さでキスされた。

触れるだけのやつ。

ふざけんなって襲い掛かろうとしたらさ、もう遥か向こうでにっこり笑ってるから、

それ以上なにもできなかったんだ。


そういえば、素敵な思い出なんて俺はお前にあげたっけ?って聞いたら、

覚えてないの?としか言わないし、


丁寧に用意された酒瓶が、気が付いたら殆ど空になる頃、


「ねえ、雨上がりに…、もう一度キスしてくれる?」


それが、俺が覚えてる最後の瞬間だった。

それと、耳の奥にあいつが歌ってた曲が残ってる。

”if I ever hear you knocking on my door..."



もう一度、太陽が空にじゃなくて、海の上で乱反射してるのを見たときには、

栞は何処にも居なかった。


「やっぱり、山本は馬鹿だわ。でも、またいつか会える気がしない?」


手紙だけが残っててさ、こっちからは連絡できねえ女の手紙がなんで疑問文なんだよって、

独り乱反射する海見ながら、出てきた言葉が『世に万葉の花が咲くなり』


あれ?自分の口から出るにしちゃ、文学的だなって想ったらさ、

なんてことはない、これってサザンのアルバムタイトルじゃん。


なあ、俺がこういう言葉を言える男だったらさ。

お前は、俺の腕に抱かれていたのかな?


結局2人も最後に残ったコトバが疑問系って、馬鹿みたいだな?


それでもまた、俺は会える気がするわ。






-------------------------------------

アルバムタイトル、曲名あわせて22個つかってみました!