やっべー…もう4話?つい…調子の乗ってしまってる…。

いあ、あの多分@1話で終わりますから…許して…許して…。



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日が昇るほうの世界で生活してるときに、


あの子と”会えない”銀座に行ってみた時、

自分を襲ったなんともいえない、違和感と焦燥感。

そして、その半分くらいの既視感が俺を取り巻いた。


もし、このことを俺がちゃんと整理して考えていれば、

或いは、物語は違うほうに進んだのかもしれない。


でも、ヒトで溢れる銀座の交差点で、

俺は、俺を解答に導けるわけもなく、

目に見えない、焦りが自分の周りを塗り固めていく幻想にとらわれていた。


ショーウインドウに飾られる装いが、

徐々に秋色から、冬に変わっていく時期。


おかしなもんだ、実際の季節を一番先取りしてるのは、

街の中の窓からなんだからね。



その次の朝になるべき夜、

意を決してその子にもう一度聞いたんだよ。


「なあ、一体さあ?探し物ってなんなのよ。」


それでも、少しふざけ気味にしか聞けなかったのは、俺の弱さ。

できることなら、この時間がずっと続いて欲しいという願い。


「なんでしょう?」


保険かけた問いにさ、相手が真剣に答えないのは、やっぱり自分の所為だよな。



「ごめん、悪かった。


どうしても気になるんだ。

教えて欲しい、手伝えるものなら俺も一緒に探すからさ。」


「おにーさん、今までで一番真剣な顔だね。」


「真剣にも…なるさ。」


あの日と、初めて会った日と同じように、俺をみて、月を見て、

その子は返事をした。


「あのね、おにーさん、私は言えないんだよ。

言ってしまえば、意味のないこと、そういうものがね、あるんだ。」


途切れ途切れに、話すその口調に、

俺は初めてその子と会話をするかの様な気持ちになった。


一体俺は、この長い時間何をやっていた?

ただ、楽しいからって時間を過ごせば、いつだってこうなるのに。


「そっか。そうだね。」


口で言うほど焦りを消化したわけじゃなかった。


そして、一度疑問を口に出してしまえば、

もう昨日までの俺たちで居られないのも判っていた。



だから、少しでも引き伸ばしたくて、

だから、少しでも楽しみたくて。


それは、恋とよく似ていた。

でも、恋ではないのかもしれない。


目の前に、一粒の種が落ちていて、

もし、”私を咲かせて下さい”どこからか、そんな声が聴こえたとして、

その花を咲かせられないなら、やっぱり人間としてどっかに欠陥を抱えているのだ。



「やだね、おにーさん、今日は暗い顔して、

今までと別人みたいだな?」


「暗くもなるさ、なんかさ、もうキミにあえなくなる気がしてさ。」


くるりと、その子はこちらに背を向けた。



「なあに、おにーさんは私のこと好きになっちゃったわけ?」


俺は知っていた、

この交差点に誰も濡らす事のない雨が降っていることを。


ほんの数箇所だけ、アスファルトの色が変わったことを。




『今朝』の時刻は『5:32』。