スリに会わずに過ごせてます。
年末だからか。地下鉄のアナウンスで
「スリにお気をつけください」と日本語で言われる。
流石に、完全防備するしかないよねー。

日本語で話すなんて、フランスも多様性対応か。

観光客はエサだもんね。

あちらは職業「スリ」で、観光地と地下鉄は

ただの職場。


娘に「買ったばかりのトレンチコートで着たかった、
あっちの方が暖かかった」と言われて
確かにお腹にベルトが来るのでそーだよなーと思う。
来てきた黒ダウンはお腹から風が入って冷えるように見える。

私よりたくさん服も上着も持ってるのに
機能性重視ではなく、デザイン性重視だから
ダボダボを着たがるので仕方ないよねー。

でもさ、17歳なのに子どもにしか見えない
ちびっ子の娘が、ラクダ色のトレンチコート着て
パリの地下鉄に乗って観光地を回ったら
スリにとっては、鴨ネギじゃんと思ったわけです。

そんな鴨ネギみたいなことできるわけないやん。
24年前の自分のように、無防備で隙だらけの娘の行動を見てたら、世界中の観光客の中で
目立つのは逆効果だと思うよー。


そしてカバンは2個肩掛けで大きめのショルダーとと、コートの中に仕舞えるカバンを二つ持ってきてと言ったのに、
小さなウエストバッグしか持ってこなかった。
意味がわからない。
行く前から雨予報はわかってるのに
傘も入らない、お土産も待てないカバンしかないってどーして?
たくさん入る斜めがけのカバンたくさん持ってるのに
どーしたん?て感じ。

「皮のカバンじゃないとスリに切られる」って

サイトに書いてあったみたい。

そんな野蛮なスリは少ないと思うよ、だいたい

知らないうちに取られてるんだからさーと

言ってみたものの後の祭りだよ。


まあ、仕方ないので、私が持ってきたコットンの短めカバンを貸す。
なんなのかねー。

修学旅行だったら持ち物リストに従うでしょ、
一緒なんだけどなー。
修学旅行で、集団旅行の基礎を学んで、
そのものの意味を考えるとかしないんかい?

なんでも意味があって、重要ポイントと
優先ポイントがあって、考えて決めるんだよ
と言ってみる。

考える力、感じる力、読み取る力をが
大事だなーとつくづく思うよ。

どうやったら、生きていく上で重要なことが

身につくんだろう。

それだけ失敗して、後悔して反省して

繰り返して学ぶしかないのかな。