Public Art Research Center 3[PARC3:small world] | ハイブリッドアート
札幌駅前通地下歩行空間 開通3周年記念事業
Public Art Research Center 3[PARC 3 : small world]

岩崎貴宏
岩崎貴宏|アウト・オブ・ディスオーダー(コニーアイランド)|サイズ可変|ビーチタオル|2012|個人蔵|courtesy of the artist and ARATANIURANO


日時| 2014年3月12日(水) ~ 3月16日(日)
時間| 12:00~18:00 ※ 13日・15日のイベントは18:30 ~
会場| 札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)
      憩いの空間E / W、北3条交差点広場(西) ※出口番号3付近
主催| 札幌駅前通まちづくり株式会社
協賛| クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
      株式会社グランビスタホテル&リゾート 札幌パークホテル

作品展示 参加アーティスト| 今村遼佑、岩崎貴宏、早川祐太、久門剛史
いすづくりDIYワークショップ 講師| 河田雅文

◎3月13日(木)18:30 ~ 20:30| 工藤安代 講演会
◎3月15日(土)14:00 ~ 16:00| 蓮沼執太フィル ワークショップ
          18:30 ~ 19:30| 蓮沼執太フィル ライブ
          20:00 ~ 21:30| アフターパーティー
 

Public Art Research Center 3[PARC 3 : small world]について
パブリックからアートを考え、アートからパブリックを考えるPublic Art Research Center[PARC]は、様々な方に参画していただき、現代のパブリックアートを多角的に見いだしていくアートプロジェクトです。3回目となるPARC 3は、地下歩行空間の3会場をつかい、創造的な広場の活用法を提案します。PARC 3のテーマは「small world」。微細な風景、個人の内面、他者との関係、集団や社会など、小さくて大きい、どちらでもありどちらでもない中間領域や往復運動を表しています。「憩いの空間W」に、国内外で活躍中のアーティスト今村遼佑、岩崎貴宏、早川祐太、久門剛史が作品を展示し、詩的で繊細な空間を構成します。「憩いの空間E」は、河田雅文を講師にイスづくりワークショップを会期中全日実施。「北3条交差点広場(西)」では、3月13日(木)パブリックアートの研究者 工藤安代による講演「パブリックアート1.0 → 2.0 多様性に向けて-いままでとこれから-」を行います。3月15日(土)は、蓮沼執太フィルによる「ライブ」と「チ・カ・ホのBGMをつくるワークショップ」を開催します。PARC 3は、公園のようにゆっくり過ごせる広場を地下歩行空間で成立させることができるのかを試みながら、おだやかな環境と楽しい空間を創出していきます。

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イスづくりDIYワークショップ

アーティスト河田雅文を講師に、イスやベンチ、テーブルや遊具など色々なものを作ることができる木工ワークショップを行いながら、その場で腰をおろして休める滞留空間を構成し、様々な状況を構築していきます。

日時| 3月12日(水) ~ 16日(日)
    ① 12:00 ~ 13:30 ② 13:30 ~ 15:00 ③ 15:00 ~ 16:30 ④ 16:30 ~ 18:00
会場| 憩いの空間 E
料金| 1000円 ~
定員| 各日4名
申込| 要予約 ※申込名「イスづくり」

河田雅文

講師| 河田雅文
St.Martin's College of Art and Design- BA sculpture Architectural Association School of Architectureを修了後、DRMM(ロンドン)勤務。帰国後、さまざまなジャンルのコーディネートや建築、デザイン、アートイニシアティブの実施やアドバイザーを経て「Caballero Studio」を運営。

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工藤安代 講演会
「パブリックアート 1.0 → 2.0 多様性に向けて -いままでとこれから-」 3月13日(木)

90年代以前と、90年代以降のパブリックアートについて、歴史や事例を参照しながら、欧米と日本の違いや、パブリックアートの今後について講演していただきます。

日時| 3月13日(木)18:30 ~ 20:30 
会場| 北3条交差点広場(西)
料金| 無料(申込不要)

工藤安代

講師| 工藤安代
東京生まれ。南カルフォルニア大学大学院パブリックアート・マネジメント学科を修了後、埼玉大学大学院文化科学研究科博士後期課程を修了。パブリックアート・コンサルタントとして、多数の公共・民間アートプロジェクトに携わる。2007年アート&ソサイエティを設立。以後、社会とパブリックアートの関係についての調査研究活動や、機関誌『Public Art Magazine』の定期的発行を行なう。2010年より東京文化発信プロジェクトと共催でアート・プロジェクトのアーカイブを構築する『P+Archive』事業を開始する。主な著作として『パブリックアート政策』(勁草書房)など。

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蓮沼執太フィル ライブ & ワークショップ 3月15日(土)

蓮沼フィル
撮影|後藤武浩

【第1部】 14:00 ~ 16:00 ワークショップ「チ・カ・ホのBGMをつくる」
 会場| 北3条交差点広場(西)
 料金| 2000円
 定員| 15名(見学は自由|無料)
 申込| 要予約 ※申込名「BGMをつくる」
 対象| 高校生以上 ※高校生以下は保護者同伴
 持物| 音楽制作ソフトウェア「GarageBand」がインストールされたmacbook
      ( macbookのスペック等は、まちづくり会社のウェブサイトをご覧下さい)
 講師| 蓮沼執太、石塚周太、イトケン、木下美紗都、Jimanica

ワークショップについて
「チ・カ・ホ」のBGMを、蓮沼執太フィルのメンバーと制作します。講師は蓮沼執太、石塚周太、イトケン、木下美紗都、Jimanicaの5名。クリプトン・フューチャー・メディア株式会社のサウンド配信サイト「sonicwire」(http://sonicwire.com/)の音源等を使い、GarageBand上でジングルを実際に制作します。音楽制作の奥深さや楽しさを知って頂けるワークショップです。

【第2部】 18:30 ~ 19:30 ライブ(開場18:00)
 会場| 北3条交差点広場(西)
 料金| 無料(申込不要)
 定員| 100名(お席には限りがありますのでご了承ください)

【第3部】20:00 ~ 21:30 アフターパーティー
 会場| 札幌市中央区北2条西3丁目1番地 越山ビル2F
 料金| 2000円(ワンドリンク&軽食つき)
 定員| 60名
 申込| 要予約 ※申込名「アフターパーティー」
 内容| トーク|蓮沼執太、大谷能生 
     DJ|千葉広樹、環ROY、斉藤亮輔

蓮沼執太フィル
撮影|後藤武浩

蓮沼執太フィル
音楽家・蓮沼執太がコンダクトする、フィルハーモニック・オーケストラ。メンバーは、蓮沼執太(指揮、ピアノ、ヴォーカル)、石塚周太(ベース、ギター)、イトケン(ドラム、シンセサイザー)、大谷能生(サックス)、葛西敏彦(録音、ミックス)、小林うてな(スチールパン)、木下美紗都(コーラス)、ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム)、斉藤亮輔(ギター)、Jimanica(ドラム)、環ROY(ラップ)、千葉広樹(ヴァイオリン、べース)、手島絵里子(ヴィオラ)、K-Ta(マリンバ)、三浦千明(フリューゲルホルン、グロッケン)の15名編成で、日本の最前線で活躍するミュージシャンが多数参加。「蓮沼執太チーム」を母体として2010年oval公演フロントアクトの為に結成。これまでに、UNIT、VACANT、ラフォーレミュージアム原宿、渋谷WWW、恵比寿リキッドルームといったライブハウスから、東京都現代美術館、東京オペラシティ・リサイタルホール、国立国際美術館、愛知芸術文化センターといったホールやアートスペースまで様々な場所で演奏を展開。2014年1月15日ファーストアルバム『時が奏でる|Time plays and so do we.』をリリース。http://www.hasunumaphil.com/


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作品展示

今村遼佑
1982年京都生まれ、2007年に京都市立芸術大学大学院彫刻専攻を修了。普段の生活の中でのささやかな感覚から人と環境との関係性を抽出し、作品を制作している。
主な展示に、個展「冬の日」(2014年MA2ギャラリー/東京)、「ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR」(2011年横浜美術館ほか/神奈川)など。
今村遼佑
扉と灯台  粘土、LED、点滅回路、電池  2013


岩崎貴宏
1975年広島生まれ。2005年エジンバラ・カレッジ・オブ・アート大学院修了。主な展覧会に第7回アジア・パシフィック・トリエンナーレ(ブリスベン、オーストラリア)、「Double Vision: Contemporary Art from Japan」(モスクワ、ロシア)、第10回リヨンビエンナーレ「日常のスペクタクル」(リヨン、フランス)、「六本木クロッシング2007 未来への脈動」(森美術館、東京)。見慣れた日用品に手を加えて、ミニチュアの風景を想起させるインスタレーションを発表。
岩崎貴宏
アウト・オブ・ディスオーダー(ライト・コンストラクション) 弁当がら、カップ、ストロー サイズ可変 2013 courtesy of the artist and ARATANIURANO


久門剛史
1981年京都府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。様々な現象を採取し、音や光、立体を用いて空間に物語性を埋め込み、時間軸を持たせた作品を制作。近年では、2013年に資生堂ギャラリーにて「SHISEIDO artegg 久門剛史展」、国際芸術センター青森でのレジデンスプログラムなどで作品を発表。また、2002年よりSHINCHIKAのメンバーとして、サウンドとインスタレーションを専門に参加。
久門剛史
Saturday,Work.Sunday,Picnic. サウンド、プログラミング、スピーカー3台、ラジオ、スタンドライト、布、電球、蛍光等、針の先にシャーペンの芯が付いた時計、ノート、その他 d500×w400×h300cm 2013 写真|来田猛


早川祐太
1984年岐阜県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。重力や空気、水の表面張力といった自然界の「現象」を取り入れた彫刻やインスタレーションの作品を制作。繊細さと躍動感を同時に持ち合わせた作品は、空間を取り込み観る者に新たな感覚を生じさせる。韓国でのグループ展や国内での個展など多くの展覧会に参加し評価を得ている。
早川祐太
apple  PET bottle, water, string  6.15×6.15×18 cm  2010  ©Yuta Hayakawa, Courtesy of HAGIWARA PROJECTS


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◎ワークショップやアフターパーティーのご予約

札幌駅前通まちづくり株式会社ウェブサイトhttp://www.sapporoekimae-management.jp の
予約フォームか、メールにてご予約ください。
①お名前 ②電話番号 ③メールアドレス ④参加日時 ⑤参加プログラム名「イスづくり」「BGMをつくる」「アフターパーティー」をご記載ください。

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※会場は歩行空間ですので暖房設備がありません。イベントやワークショップに参加される方は暖かい服装でお越し下さい。
※内容は都合により変更になる場合がございます。ご了承ください。

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■お問い合わせ|parc3smallworld@gmail.com(PARC企画担当:高橋喜代史/今村育子)