丹羽良徳レクチャー | ハイブリッドアート
6月21日(金)CAI02で、500m美術館vol8「旅するアート」に出展される
丹羽良徳さんのレクチャーを行います。

丹羽さんは、8月から開催される「あいちトリエンナーレ2013」や、9月からの森美術館
「アウト・オブ・ダウトー来たるべき風景のために(六本木クロッシング2013)」にも出展され
国際的に活動するパフォーマンスアート及び社会実験に関わるアーティストです。

水たまりAを水たまりBに口移ししたり、
泥棒と文通したり、
自宅のゴミをサンフランシスコのゴミ捨て場に捨てに行ったり、、、
社会の一点を鋭く突くような作品で、現在、最も注目を集めるアーティストの一人です。

またとない貴重なレクチャーです。皆様お誘いあわせのうえご参加ください。


ーーーー

$ハイブリッドアート-niwademo

丹羽良徳 Yoshinori Niwa
デモ行進を逆走する Walk in the Opposite Direction of a Demonstration Parade
制作年 2011 素材 ビデオ サイズ 10分01秒
(c) Yoshinori Niwa Courtesy of Ai Kowada Gallery

ーーーー

6/21(金曜日)19時~20時30分
CAI02 :札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2
TEL:011-802-6438
入場:500円(ワンドリンクつき)

ーーーー

レクチャー
「私的な前史的トーク、もしくは単なる四方山話」 丹羽良徳

とりとめのない行為とその映像の記録。
ある言葉が現実を作り出そうとする時、フィンクションと
ノンフィクションの境界線を越境を軸に公共的、政治的、歴史的な時空を
転換させようとすることで、見える我々の鏡像とは何か。
残された現前の物事から、歴史を考える前史的に関するトーク。

00 前史と現在とどう付き合うか
01 作品の動機といわゆるコンセプトと言われるものの関係
02 制作現場で何ができるか
03 どうして作品は完成するか

ーーーー

〈作家プロフィール〉

丹羽良徳
http://www.niwa-staff.org/
1982年愛知県生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒。不可能性と交換行為を主軸し、国内外の公共空間で、地域や社会への介入を試みるパフォーマンスやプロジェクトを発表。展覧会などの発表は欧州、北米、南米、アジアなど20ヶ国以上。主な作品に東ベルリンの水たまりを西ベルリンに移しかえる「水たまりAを水たまりBに移しかえる(2004)」、ヘルシンキで泥棒に銀行強盗をお願いする「泥棒と文通する(2010)」、東欧革命を知らない若者と社会主義者を結びつける「ルーマニアで社会主義者を胴上げする(2010)」など。展覧会に「複合回路 vol.3アクティヴィズムの詩学」(2010年、ギャラリーαM)など。参加アーティストインレジデンス事業に、国際芸術センター青森(2011年、青森市)、HIAP-Helsinki International Artist-in-residency Programme(2010年、フィンランド)など。また、2007年には公共空間を活用した国際芸術祭「Artist as Activist」などを企画。

ーーーー

〈お問い合わせ〉

CAI02
060-0042 札幌市中央区大通西5丁目8 昭和ビル地下2階
Tel: 011-802-6438(13:00-23:00 日祝休)
Mail: sano@cai-net.jp

ーーーー