硝子体茎顕微鏡下離断術 | 買わない、捨てない、使わない、

買わない、捨てない、使わない、

まじめに更新する気は無かったのじゃが、結構続いておる。そのうち飽きたら突然辞めるかもしれん。

なんで網膜剥離が起きたのかはよくわからんが、タイミングから考えて白内障手術が無関係であったとは考えにくい。

白内障自体が、水晶体ではなく水晶体の周りの殻にあったので、それを削った結果、眼球のほとんどを占めるゼリー状の物体(硝子体)が少し漏れたことが関係しているのかもしれないし、眼圧低下の目薬をお休みしていたのが関係しているのかもしれない。いずれにしろ近視の関係で網膜が引っ張られていることが主要因ではある。

しかし、このタイミングでの網膜剥離はむしろよかった。普段であれば視野の下の方に黒い影ができてもメガネのふちに隠れてよく見えなかったし、様子見をしているうちに目の中心部まで剥離してしまっただろう。通常視力は目の中心部で調べるので、中心部が見えなければ視力は0となる。手術が成功したとしてもはがれた部分の視力はかなり落ちるらしい。

そんなわけで、15時頃に大病院に到着したのじゃが、いろいろ検査があって、手術は19時頃になるとのこと。手術までの間、当直の眼科医4人全員(うち2人は専修医)が見に来て、「おぉ、これが○○か、とか、こうなっているのか」みたいな感じじゃった。緊急手術ということで、眼科部長がスタッフが足りないと走り回っておった。私大丈夫ですと言ってくれたのが、乃木坂のメンバーかと思うような女医さんじゃった。金曜の夜をつぶしてしまって申し訳ない。結局乃木坂が主治医となるんじゃが、執刀したのは部長で、乃木坂はアシスタントみたいな感じで色々教えてもらっているようじゃった。

看護師さんは反対の眼に目薬刺すし、慌てぶりが半端ない。

2時間ほどで手術は終わり、そのまま入院となったのじゃ。

表題の術名は、各保険屋さんに何度も説明しているうちに覚えちまった。

ただし、普通にそのまま読んだ読み方が正しいのかどうかは知らん。