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鯖江市農業委員会の臨時総会でした。
18名の方々に農業委員としての辞令を交付させていただきました。
新任の方が9名、再任の方が8名、元農業委委員の方が1名ということで、本日、新たな農業委員会の船出となりました。
農業委員会におきまして、最も重要な事務として位置付けられたものが、
①担い手への農地利用の集積・集約化
②遊休農地の発生防止と解消
③農業への新規参入の促進の3点と言われています。
現在の農業が抱える問題をそのまま解決すべく、これらが前面に打ち出されているわけですが、担い手への農地等の利用の集積・集約や遊休農地の発生防止・解消を進めるためには、農地中間管理機構と互いに連携し、地域の農業者・地権者等の話し合いの推進や出し手の掘り起し等を行うことが重要となってきます。
もちろん、農地行政を担う行政委員として、農地法に基づく許認可業務はもとより、農業者の公的代表組織として、農業者そしてその集落の声を行政・政策へ反映させる農政活動の推進も重要であります。
今後3年間、鯖江市の農業発展のため、また、農業委員会の活性化のため、ご活躍のほどお願い申し上げます。
皆様方のご尽力で、鯖江市は、福井県で担い手農家への実質的な農地集積率が一番高い自治体です。
その一方で、担い手への農地集積が高まった結果、農業を離れた小規模農家からは農業への関心が急速に薄れてきています。
担い手農家が不在の中山間部などで、小区画の条件不利な農地を中心に不作付けの農地が見られるようになってきております。
さらに、担い手農家の高齢化も進んでおりますし、農業委員会活動により、次世代に優良な農地を引き継いでいただくことが、大きな課題です。