第424回鯖江市議会定例会の開会でした。提案理由冒頭で出馬表明させていただきました。

今年秋に予定されています市長選挙について申し上げます。平成16年10月に市民の皆様からご推挙をいただき鯖江市長の重責を担わせていただいてから、4期16年を終えようとしております。この間、常に市民の皆様の声を聞くことを念頭に、現場百篇を信条として市民目線、生活者視点での市政運営を心掛けてまいりました。就任当初は市民の心を一つにするための「融和と協働」のまちづくりや、「水を治めるものは国を治める」の例えに倣い、河川改修や雨水幹線の整備などの治水対策、さらには持続可能なまちづくりに向けた行財政改革にも積極的に取り組んでまいりました。また、本市の特性である眼鏡産業を前面に打ち出した「めがねのまちさばえ」のシティプロモーションにも取り組み、SDGs未来都市にも選定されるなど全国からも注目される自治体の一つになりました。これも偏に市民の皆様をはじめ、ここにお集まりの議員各位のご理解とご支援の賜物と感謝申し上げます。

現在、本市では、国難ともいうべき新型コロナウイルスの感染症対策に国や県と一体となって取り組んでおります。市民の皆様には不要不急の外出抑制や小中学校の休業、市施設の休館などにより大変窮屈な生活を強いられていること、また中小零細企業の経営に携われる皆様も先行きが見えない中、不安な日々を過ごされていること、大変重く受け止めております。

このように市民の皆様が大変苦しい状況にある中、私の4期目の任期も残すところ約5か月となりました。時代は令和となり地域社会、地方自治体を取り巻く環境も大きく変化しようとしています。

そういった中での私の進退についてでありますが、このような新しい時代には、新しいリーダーが求められているのではないか、とも考えました。

しかし、感染症対策の道筋がまだ見えない中、市政の停滞を招くことなく、迅速な対応が求められている今、「チームさばえ」の市民力を結集し、市民の皆様とともにこの難局を乗り切ることが私に課せられた最大の使命であると考えるに至りました。先行きは不透明で、いばらの道であることは覚悟しております。収束に向けて市民の皆様と一緒に戦い抜きたいとの思いで、来る市長選挙に重ねて立候補させていただき、市民の皆様のご理解とご支援がいただけるのであれば、誰一人取り残すことなく、すべての市民の皆様が笑顔あふれる元の生活を取り戻すことができるよう、全力を尽くしてまいります。議員各位をはじめ市民の皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。


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