鯖江市農業再生協議会の臨時総会でした。

令和元年産の農産物出荷も終わりを迎え、本市の水稲は平年並の収穫を終えております。

全国の作況指数は「99」となりましたが、本年は各地で台風や豪雨等の災害に見舞われ、九州「87」、四国「94」、関東「97」と作柄不良地域もみられました。

台風後のフェーン現象など出穂期の気象状況の悪化により、全国の米の1等米比率は、近年では最も低い67.6%となり、本市においても、コシヒカリの1等米比率84.3%と、例年より4.4%下落しております。

農産物生産の難しさのひとつに気象状況の悪化が挙げられますが、適期田植や水管理の工夫、刈取遅れ防止など異常気象に負けない米づくりを現場の皆様と取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

農業情勢ですが、「各地の新ブランド米登場」や「AI・ロボット技術を活用したスマート農業の導入」、「食品ロス削減事業」など新たな取り組みが行われています。

また、来年度は、政府が食料・農業・農村基本法に基づき、農業の基本方針を改める計画をしており、現行施策の見直しに向けた検討会が現在各地で開催されております。

先月25日の北陸ブロックの意見交換会では、私も北陸管内の自治体首長として召集され、出席してきました。私の方からは、「持続可能な地域農業への支援」、「農業共済保険制度改正に伴う要望」、「農業への女性参画支援」など意見陳述を行ってまいりました。

農業の発展なくして地域の発展はないと常々感じていますので、今後とも皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

国による生産調整は廃止されましたが、米の消費量は、毎年10万トン減少しており、米価安定のためには、米の過剰生産にならないよう取り組む必要があります。

会議では、来年度以降の米生産数量や生産方針について、十分な協議をお願いしました。

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