「観月の夕べ」が、本山誠照寺御影堂の本堂で開催されました。

木造建築では県内最大の建築物、それはそれは荘厳な雰囲気、心行くまで秋の夜長を楽しむ幸福感に満足でした。

この「観月の夕べ」は、回を重ねるたびに、大変に風情のある秋の風物詩として市民の皆様にも定着してまいりました。



文化協議会関係者の皆様のたゆまぬ努力の賜物であり、地域の文化振興に大きく寄与するものと深く感謝申し上げます。

昨年は、福井県選抜芸能祭や福井国体関連の事業が開催された関係で、この「観月の夕べ」は鯖江市文化センターにおいて文協芸能祭と一緒に開催され、この誠照寺で「観月の夕べ」が開催されるのは2年ぶりということになります。

真宗誠照寺派本山であるこの誠照寺は、広い境内に多数の文化財建造物が存在する本市でも屈指の歴史的・文化的空間を有するエリアです。



津軽三味線第4代日本一の佐藤壽治(さとうとしはる)さん、佐藤領哉(さとうりょうや)さん親子による演奏は、まさに圧巻、心打たれる見事なものでした。

津軽三味線と言えば、激しく叩きつける演奏法が有名ですが、そこには津軽三味線が持つ悲しい歴史(目の不自由なゴゼやボサマたちによって演奏されてきた)と、それを跳ね返して生きようとする人々の逞しさが表現されていると言われています。

人々の生活と風土が生み出した文化には、いつの世も私たちの心を打つものがあります。

佐藤壽治(さとうとしはる)さんからは、今後、本市の無形民俗文化財である「やんしき踊り」とのコラボも計画されているとのこと、どのような企画になるのか、大変楽しみですね。



佐藤さん親子が演奏する迫力ある津軽三味線と、鯖江の誇る歴史的空間である誠照寺とのコラボレーションを、十分に楽しむことができました。

「観月の夕べ」のご成功を祝し、鯖江市文化協議会の今後のますますのご発展を心からお祈り申しあげます。

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